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51歳のご婦人。2ヶ月ほど前に鼻の頭に大きな面庁ができ、鼻の周りにもちいさなものができたという。病院で抗生物質をもらったが治らず、赤みがさらにひどく腫れ上がってきたという。

漢方薬の排膿散合排膿湯を処方。2週間でほぼ改善。その後も、過食やストレスで再発するが、同処方を服用するとやはり2週間で改善するという。

32歳の女性。3ヶ月前より、右のほおが引きつり、ピクピクと痙攣し始めたと言う。病院で検査をした結果、脳には異常が無く、リボトリールという薬を出され飲んでいたが、妊娠も考えているため、漢方薬で治したいと来局された。

顔色は青白く、肩こり、冷え性、疲労感、歯ぎしりがある。半年前から職場でのストレスが溜まっており、夜も眠りが浅いという。

漢方薬の抑肝散加蔯皮半夏と芍薬甘草湯を処方。飲み始めて1ヵ月後、顔面の痙攣が少し和らいでいると言う。また、夜もよく眠れるようになったとのこと。さらに1ヵ月後、痙攣はほぼおさまり、以前より疲れにくくなって非常に体調が良いという。その後、約半年間服用し、現在は再発はみられていない。


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