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もともと「妊娠する」ことは動物の本能。でもストレス社会に生きる現代人の本能は低下ぎみ・・・。日々の仕事や生活で疲れた脳みそを休め、本能や五感を刺激して、妊娠する力を高めましょう。

食や運動不足、現代人の生活習慣に問題あり!
 野生の動物に「不妊」はあまりないといわれています。たとえばアメリカバイソンは365日のうち、たった1日しか交尾しないそうですが、百発百中で妊娠するそう。野生の動物のたくましさ、本能の力を実感するエピソードですね。
 そもそも「妊娠する」ことは「食べる」「眠る」「排出する」のと同じように動物にとっては本能的な行為です。ですから不妊も病気というより、「食欲がない」「眠れない」「便が出ない」という感覚に近いのではないでしょうか。最近、不妊に悩む人がふえてきたのは、この動物としての本能、野性的な感覚が弱くなったからだと思います。
人間の中の動物としての本能が低下した原因の一つは、生活習慣にあるでしょう。たとえば「食」で考えると、現代人はチョコレートやケーキ、アイスクリーム、ヨーグルトなど“甘い“ “冷たい“物をよく食べます。これらの食べ物は自然界には存在しません。砂糖は人間が精製したものですし、冷蔵庫がなければアイスクリームなど冷たいものは食べられません。こうした自然に存在しないものは、私たち動物の体がもともと持っている力、自然治癒力や妊娠する力を弱めるのです(漢方では砂糖はホルモンバランスをくずし、冷えは卵巣機能の低下や受精卵の発育を妨げると考えます)。
 また、移動には車や電車、バスを使うなど、現代人はかなりの運動不足です。漢方では下半身の力=生殖能力、と考えます。戦前や戦争直後の日本人が子だくさんだったのは農作業をする人が多かったこと、よく歩いていたことも一因だったのではないでしょうか。

 悩みすぎると大脳が疲れ、本能は弱まる
 現代は「ストレス社会」などといわれますが、多くの人がたくさんのストレスにさらされ、考えすぎ、悩みすぎています。私たちもご相談を受けていて、「あれこれ考えすぎるかたは妊娠しにくい」と感じることもしばしば。悩みすぎて大脳が疲労すると、本能は弱まります。そして赤ちゃんができないから悩み、悩むからできにくくなる、という悪循環にはまっているかたも少なくないのです。では、弱まった現代人の本能を高め、動物として持っているべき野生の力を強くするにはどうすればいいのでしょう?たとえば休日に都会を離れて自然の中でのんびりと過ごし、心身の緊張をほぐすとよいでしょう。絵や音楽、映画、演劇、落語などを鑑賞するのもおすすめ。きっと五感や本能はよい刺激を受けるはずです。また現代の男性には、動物のオスが本来持っている闘争本能、戦闘意欲が欠けているように感じます。男性にはぜひ武道に挑戦して心身を鍛練してほしいところですが、実践が無理であれば武道や格闘技、スポーツを観戦するのもおすすめ。格闘技やスポーツを観戦すると、自分も参加しているような気持になります。そうした高揚する気持ちを実感すると、オスとしての本能も刺激できるのです。

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母の介護をしていた疲れのためか、半年前より何もやる気がしなくなったといいます。食事はとりますが、ただ食べているという感じで食べたいという気持ちが出ず、夜も何度も目が覚めるといいます。病院の抗うつ剤を飲むのには抵抗があり、漢方のご相談に見えられました。性格は几帳面で真面目なタイプ。不安感や取り越し苦労が多く、ささいなことが気になるといいます。
 自家製漢方煎じ薬を調合。飲み始めて1か月後、少し気持ちが軽くなり、やる気が出てきたといいます。
さらに1か月後、食欲もわくようになり、夜もよく眠れるといいます。
そのまま継続し、1年がたったころには、気持ちも明るくなり、元の状態に戻りました。

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風邪をひきやすく、胃腸も虚弱ですぐに下痢をしてしまい、悩んでいるとご相談に見えらえました。体格はやせていて、顔色は青白く、気の弱そうな感じがします。お腹はくすぐったがりで汗をかきやすいといいます。
自家製漢方煎じ薬を調合。飲み始めて半年が経ったころには下痢をしなくなり、風邪をひいてもすぐに治るようになってきたといいます。
そのまま漢方薬を継続し、2年がたったころには体格、顔色も良くなり、風邪もあまり引かなくなりました。

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2年前より肩の痛み(四十肩)に悩まされているといいます。
病院でブロック注射を何度かしたようですがなかなか改善されず、漢方のご相談に見えられました。痛みがあるのは右肩で、腕が上がらず、首筋も痛み、腕にしびれを感じる時もあるといいます。体質は、大食漢でお腹が張り、暑がりで、イライラしやすい性格です。
 s自家製煎じ薬の柴胡剤と、桂枝湯類の漢方薬を調合。飲み始めて1か月後、肩の痛みが少し和らいできたといいます。さらに1か月後、痛みが半減し、首筋の張りも減り、腕の可動域が広くなっているといいます。そのまま漢方薬を継続し、1年がたったころには痛みは無くなりました。

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30歳より不妊治療を開始し、AIH6回、体外受精2回したが、受精卵が成長できないといいます。持病で1型糖尿病があり、インスリンを注射しています。体質は、身長159㎝体重63㎏とやや太めで、便秘、肩こり、吹き出物があります。
漢方薬の柴胡剤と駆瘀血剤を併用していただきました。飲み始めると、便秘が改善され、基礎体温表も整い始めたといいます。漢方薬服用後3か月で採卵しましたが、やはり受精卵の成長は止まりました。ただ体調は良くなっていたため、そのまま同処方を継続。
 半年後に採卵した際、受精卵は胚盤胞まで成長し移植に成功。漢方薬は便秘がひどかったため、駆瘀血剤に大甘丸を併用して様子をみましたが、流産することなく、無事にご出産されました。


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