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73歳男性、身長169㎝、体重70Kg。
2年前に間質性肺炎と診断される。現病歴は、リウマチ、前立腺肥大、糖尿病(HbA1c6.9)

(病院の検査結果:KL-6 1023、HBC抗体(+)、HBC抗体実測値26.4、CRP 0.56(正常値1未満)、RF30(正常値20未満)、CK225(男性の正常値40-200)、IgG 2069(正常値800-1700)、CH50 56.7(正常値25-48)、MMP3 140(男性の正常値36-120)、血液中酸素量 94-95:単位省略)
(間質性肺炎の検査項目で必要な指標は、KL-6です。正常値が500以下)

自覚症状は、倦怠感、むくみ、イライラする、足の冷え、風呂が短い、右手が震え気味、小便多い、夜間トイレ2回、光が眩しい、臭いがわからない、唾がよく出る(粘りのある黄色)、息切れ、ガスがよく出る、足がよくつる、腰の脱力感、血圧(120,75)。舌は湿潤した微白苔で中心部に裂紋あり。
既往歴としては5年前の狭心症で、ステントを三ヶ所入れている。
家族歴は、母親、姉がリウマチ。

桂枝加厚朴杏仁湯と八味丸(60丸/分3)で1ヶ月服用、KL-6が427、CRPが0.12となり、酸素量96になる。
2ヶ月服用後、CRPが0.37となり、酸素量97、CK104になる。全体的な痛みはあり、だるさは同じで、鼻水、痰が多い。足がむくんでいる。尿蛋白+2。
3ヶ月服用後、潜血±、尿蛋白+3、IgG 2201となり、腎臓の病院で確認。様子を見る。
4ヶ月服用後、CRP 0.66、KL-6 277、HbA1c 6.0、RF17。レントゲンの結果は正常となる。
5ヶ月服用後、尿蛋白+3アルブミンが3.5が続き、桂枝加厚朴杏仁湯を五苓散料に変更。翌月には、尿蛋白+1となり、その他の検査データは異常なし。現在継続中。

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色白で顔全体がややむくみを感じる、中肉中背、楽天的であるが人に気を使う、舌質は紫色、舌の裏には血管の怒張中程度、足のむくみ、低血圧(最大90,最小50)、便秘(便秘薬毎日使用)、小便1日6行、目の疲れ、首の凝り、腹満、腰痛、生理順調(28日周期)、切痔、がありました。
嗜好品は、ヨーグルト、キウイ、コーヒー、ワイン

【経過】
初回は1月の寒い日にご来店。抑肝散加芍薬黄連を30日分処方しました。
再来店は寒さ厳しい2月。たいへん気持ちが落ち着くとのことで、顔がすっきりしていました。

小便の量も増え、足のむくみもとれ、目の疲れ腰痛もよくなり、同処方三か月でご妊娠の連絡が入りました。ただこれからが大切です。妊娠することが目的ではなく、出産することが目的とお伝えしその後も妊娠養生薬を服用していただいています。もう少しで安定期です。

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液晶があるスマートスピーカーを購入してから、活用しています。「音楽をかけて」とお願いし、その後「15分のタイマーをかけて」とお願いし、踏み台昇降をやり始めました。液晶があると歌詞が表示されているので、テレビを観ているような感じで運動できます。私は下腹部が痛くなってしまうので長くはできませんが、お客さまには「一坪健康法」をおすすめしています。一坪健康法とは、漢方の大家小倉重成先生が提唱した健康法で縄跳びのことです。縄を持たずに手を充分に振りまわすエアー縄跳びの方がよいです。白血病の検査の結果が好転したり、ベーチェットの患者が発作が出なくなったそうです。ジャンプをすると、骨に衝撃がかかり、骨が作られやすくなります。最近の研究では、骨を作る骨芽細胞が出すオステオカルシンは、記憶力・筋力さらには生殖力まで若く保つ力があることがわかっています。もう少し簡単にできる運動に、立って(1日30回)でも座って(1日30回×3セット)でもいいので、かかとを浮かせ、衝撃がかかるようにストンと床にかかとを落とす、「かかと落とし」という運動があります。骨粗しょう症の予防・糖尿病予防にいいと言われています。
 骨にはビタミンDも必要で、肌に日光が当たると作られます。これからだんだん紫外線が強くなってきますが、少しの時間手だけでもUVケアをしないで日光が当たるようにしてください。ビタミンDは腎臓によって活性化され、カルシウムを体内に吸収させます。東洋医学では腎は骨を主ると言います。本当にその通りですよね。 足の裏のかかとには「失眠(しつみん)」というツボがあります。不眠の時に、熱さを感じるまでお灸をするのですが、逆に最初から熱く感じる時には、熱さを感じなくなるまでお灸をします。お灸が効果的ですが、ツボ押し棒で押してもいいでしょう。かかと落としで「失眠」も刺激されそうですね。
 骨に衝撃を与えるという点では、1日10分ガムをかむこともいいそうです。ガムは強すぎず、弱すぎず、ちょうど良い力になるそうなのです。半年前くらいに、下顎の歯の内側が腫れていることに気づきました。触ってみると、硬くて、これは何だろうとビックリしました。ずっと気にはなっていたのですが、歯医者さんで骨が増殖していると言われました。食いしばっていることが多いとなってしまうことがあるようです。ひどいと削る場合があるそうなので、それだけは避けたいと思いました。その後、髪の毛を洗う時に、食いしばっていることに気づきました。そういう時は「歯をつけない」と心の中で唱えています。パソコンの作業中などいつも食いしばってしまう方は、目につくところに「歯をはなす」というフセンを貼っておきます。フセンが目に入ったら、フーっと息を吐き、力を抜きます。そしてときどき、腕を大きく回してください。

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1年前より眠れなくなってきたといいます。病院で睡眠導入剤をもらうと眠れるようですが、ずっと飲み続けることに不安を感じ、漢方のご相談に見えられました。
性格は、几帳面で神経質、ストレスをためやすく、イライラ感、のぼせ感、まぶたのケイレン、足のつりなどがあります。
 漢方薬の抑肝散加陳皮半夏を調合。飲み始めて1か月後、睡眠導入剤を止めても、なんとか眠れるようになっているといいます。さらに1か月後、イライラ感が減り、まぶたのケイレンや足のつりが起きなくなったといいます。睡眠は、眠れるようですが、まだ朝早く起きてしまうといいます。漢方薬を柴胡桂枝乾姜湯に変えて1か月後、ぐっすりと眠れるようになったといいます。その後、漢方薬を1年飲んで止められましたが、不眠になることはないといいます。

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大腸憩室

お腹の痛みで来店されました。
お腹の冷えと張りが毎日辛いとの事でした。少し不眠傾向、胃のもたれがあり、めまい、胸焼け、足のむくみもありました。病院では大腸に憩室があり、それが痛みを起こすのだと言われました。サンショウとショウガの漢方薬を30日服用後、排便がスッキリして、腹痛、腹満、内痔核が少しよくなりました。長く服用していると再び症状が悪化。ニッキとシャクヤクの入った漢方薬を合わせて服用、今は痛みが出ることは殆どなくなりました。


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