むくみには様々な原因があります。病気が原因で起こってしまうむくみもありますが、それ以外の多くは生活習慣や食事を変えるだけで改善されることもあります。むくみ対策としては血行を良くするために体を動かしたり、湯船に浸かって体をあたためたりすることも効果的ですが、食事も大切になってきます。塩分を摂り過ぎないようにしたり、カリウムが豊富な食材を使うようにしたりしましょう。
人の体には体内の塩分濃度を一定に保つという機能がある為、塩分を摂り過ぎるとその濃度を薄めようと体内に水分をため込むようになります。それが原因でむくみやすくなってしまいます。カップ麺やスナック菓子、おつまみ、漬物など塩分量の多いものの食べ過ぎには気をつけてください。
カリウムが豊富に含まれている食べ物を摂ることもむくみ解消に効果的です。先に述べたように体内の塩分濃度が高くなるとむくみやすくなります。カリウムはその体内の余分な塩分を排出する働きがあります。カリウムが豊富に含まれている野菜や果物の一例ですが、ホウレン草やアボカド、バナナ、イモ類などがあります。カリウムは水溶性で茹でたりすると水に溶け出す性質がある為、生で食べたり、レンジで加熱したり、炒め物、溶け出したカリウムもすべて飲むことのできるスープなどがオススメです。バナナは手軽に食べることができるのでいいですね。(腎機能が低下している方はカリウムの摂取制限がある場合があります)
その他、キュウリ、トウモロコシ、冬瓜などは利尿作用のある食材といわれ、体に滞っている水分の排出を促します。睡眠不足や運動不足などで少しむくみがあるかなと感じた時には、ぜひ食事の面からも気をつけてみてください。余分な水分を体に溜めないように過ごしましょう。
頭痛は神経が興奮して血管が縮んだ後、その反動でが拡がりすぎて血管が腫れることで起こります。自律神経が興奮してしまう原因は、ストレス・寒さ(冷やす食べ物や飲み物も含む)・背中の硬さなどがあります。背中の硬さ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。私は鍼灸師でもありますからよくわかるのですが、自律神経のうち交感神経は背部の背骨から出ているので、背中が硬くなっていると興奮しやすくなるのです。 気圧によって交感神経が興奮する方もいますが、天気の変化によって痛みが出る方は、耳の中にある気圧センサーが敏感に反応しているのです。体は、耳と目の2つの情報をもとにバランスをとっています。耳の奥にはリンパ液と言う水が入っています。この水が多くなると気圧が変化した時に体のバランスが崩れたという誤った情報を脳に伝えます。一方、実際みている目の前の景色は崩れていないので、情報が一致しなくなってしまいます。 このズレている情報のため、脳が混乱することで神経が興奮してしまい頭痛が起こります。 増えすぎた内耳の水を正常にするのは漢方薬の得意分野です。漢方薬を飲むことに加え、耳のマッサージよってリンパ液の量が正常になり、頭痛が軽減されます。 また、頭痛を予防する体操や、頭痛が起きている時にもできる体操がありますので、相談の時にお伝えしますね。 |
ツイート |
更新日: 2024/03/26 |
効きめが高い煎じ薬と、手軽に飲める粉薬(エキス剤)のいいとこどりなのがレトルトパックです。むつごろう薬局のレトルトの器械は日本製で、家庭で煎じるのと同じように、沸騰するまでは強火で、沸騰したら弱火でコトコト煮出します。 忙しくて煎じることが難しかったり、ご家族に煎じる時の匂いが苦手という方がいらっしゃる場合など、レトルトパックをご用意できます。 むつごろう薬局は生薬にこだわっていますので、病院のエキス剤で効き目がなかったのに、煎じ薬やレトルトパックにしたらよく効いたというお声をいただいています。 |
ツイート |
更新日: 2024/02/13 |