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ストレスは妊娠の大敵!
血のめぐりが悪くなり卵の成長にも悪影響に


働きながら妊活する女性がふえていますが、通院が大変だったり、職場の理解が少なく、休みを取りにくいなど、ストレスを抱えているかたも多いと思います。しかし、そのストレスは妊娠の大敵なんです」
「妊娠に対するストレスの影響を西洋医学的にみると、まずストレスを受けると脳から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(別名ストレスホルモン)が分泌されます。卵巣の中にある卵は、脳からの分泌されたFSHやLHというホルモンによって発育・成熟していきますが、ストレスホルモンは、FSHやLHを放出するホルモンを抑制してしまいます。一方、漢方的にみると、ストレスを受けると体は緊張し、筋肉が無意識のうちに収縮します。子宮も筋肉でできていますから、緊張すると子宮や卵巣への血のめぐりが悪くなり、結果として卵の成長や、子宮内膜の厚みなどにも影響がでてくるのです。

漢方ではこのようなストレスを受けた状態を「気逆」、子宮や卵巣に血がめぐらない状態を「お血」といい、不妊の原因と考えます


「気」をめぐらせれば「血」も「水」をめぐる。「気逆」の改善が重要です「漢方では「気・血・水」が過不足なく全身をめぐっていることが重要だと考えます。
気=生命活動のエネルギー源
血=一般的な血液、水=リンパ液など血以外の正常な体液です。妊娠という場面では、「気」は卵が成長・分裂する力、「血」は卵に栄養を送るためのもの、「水」は卵を潤すためのものと
とらえることができます。この3つの要素のなかで、「血」や「水」は液体として存在するためイメージできますが、「気」は見えないものですから、理解しにくいかもしれません。しかし「気・
血・水」のなかで、一番大切なのは「気」。トロッコが「気」で、そこに「血・水」を載せて走っているとイメージすると分かりやすいですね。トロッコがないと荷物は運べません。つまり、「気」がめぐらなければ、「血」も「水」もめぐらないのです。したがって、ストレスを受けた状態である「気逆」の状態を改善すること=ストレス対策をすることは、妊活において大変重要だといえるのです」

体の毒を出すのが漢方の働き


漢方薬は体にどのような働きがあるのでしょうか?
「質問が多いのですが、漢方はサプリメントではありません。漢方薬は栄養素を摂る目的で使うわけではないのです。漢方の働きはその逆で、栄養過多をとり除くこと、体の毒を出すことです。
たとえば、卵がしっかりと成長するためには栄養素をたっぷりと取る必要があるといわれることがありますが、私はその逆だと考えています。現代人は栄養が足りすぎて体の中がドロドロし、気も血も水もめぐっていないために、卵がうまく成長できないのです。
ここでいう毒とは、「血」の毒はお血、「水」の毒はむくみ、そして「気」の毒がストレスです。漢方によって体のめぐりを改善し、毒を排出することで健康にし、妊娠しやすい体になっていきます。漢方を飲むと湿疹がでるかたがいますが、しばらくすると消えて、その後妊娠したという例がよくあります。これは体内にたまっていた毒素が、湿疹という形で外に出て、体の中がきれいになり、妊娠しやすい環境ができたのでしょう」では妊娠力を高めるために、どんなことに気を付ければいいでしょうか。

相談に来られたかたに私がお伝えしているのは、まず1つめは
なわとびを1日5000回、約1時間程度すること。なわとびは血流がよくなりますし、下半身鍛えられます。2つめは肩の力を抜いて「気」をやわらげること。3つめは、呼吸。鼻から吸って、1分間かけて鼻から吐く呼吸法を、電車の中や料理中など、気づいたらやってみてください。深い呼吸をすることで、子宮や卵巣に酸素をたっぷりと含んだ血が流れます。それらを続けるために必要なのは「やる気」。やる気は心の安定から生まれます。家庭と職場以外の第三の場所を持つことが必要だと考えており、むつみ薬局がそんな場所になればいいなと思います。仕事と治療の両立は、大変だと思いますが、常にお客様に寄り添い応援させて頂きます」他にも日常生活では、早寝早起き、日光にあたること、夜間のスマホをやめることなども気をつけてほしい。

「現代人は、目を使いすぎていると思います。スマホやパソコンなど毎日、目を酷使していませんか。私は目だけでなく、鼻や耳の感覚をもっと使うべきだと考えています。風や雨など自然の音を感じたり、漢方薬のにおいを感じたり、大きな声を出すのもいいですね。そうやっていろいろな感覚をきたえて五感を感じれば、本能が働き、人間としての本能である子孫を残す力、もついてくると思っています」

無農薬栽培で作られた漢方薬にこだわる理由

むつみ薬局では、冷えやホルモンの改善によく用いられる当帰と芍薬は、自社で無農薬・有機肥料栽培を行っています。
「無農薬のほうが安心安全なのはもちろんですが、農薬を使わずに育った植物は、外敵から身を守るために、活性化物質サポニンがふえます。そういう生薬の方が、毒を排出する力が増すんです。妊活は、赤ちゃんができることが目的ではなく、出産が目的。しっかりと体を整えて、元気な赤ちゃんを産んでいただきたいです」

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 さて、今年最初のお話は武田信玄のライバルで最強の戦国武将、上杉謙信です。信玄、家康公と並んで私が尊敬する方です。
上杉謙信(48歳)(158㎝・65Kg )軍師は直江兼続。
自らを戦いの神・毘沙門天の生まれ変わりと信じ、義経に武略を学んだと言い、瞑想を行い、酒豪となると、その性格は非常に繊細かつ思い込みが激しいタイプの武将。義を重んじる精神が神を見方につけ、織田軍をも手取川の戦いで完膚無きまで叩きのめし、生涯勝率61%、敗戦率2.8%は信玄を上回る。

漢方薬を出すなら、お酒と一緒に服用する八味地黄丸(はちみじおうがん)

謙信の健康法
①瞑想・・毘沙門堂(思考を司る前頭前野と記憶を司る海馬。物事を決めるとき前頭野が海馬に指令を出して記憶を引き出して判断を下す。瞑想には脳をリラックスさせることで記憶が整理されて判断が必要とされるときに情報を効率的に出せるようになる。)
②一汁二菜と質素な生活
家康公同様、質素な生活は健康で長生きの秘訣ですが酒の飲み過ぎは要注意。酒もまた漢方薬の大切な成分ですが、飲み過ぎは国家を滅す、と戒めています。謙信の死因にも繋がった糖尿病は、酒の飲み過ぎ(戦場での馬上杯)からと言われています。
③呼吸と姿勢
 胃腸や肺が弱い人の姿勢は、腰が曲り猫背になりがちです。胃腸や肺を守るため自然にそのような姿勢になって行くのですが、気をつけないと無意識に呼吸が浅くなって行きます。私たちは生きるためのエネルギーの85%を空気中から頂いているので、食物の摂り方が良くても、浅い呼吸で酸素不足になると、完全燃焼せずエネルギー化ができず栄養不足になり、疲れやすく、老いやすくなります。平均で呼吸は1分間に16回で、強く長く深くすると1回まで落とせます。上級者は5−10分に1回の呼吸まで平気になるそうです。深い呼吸は酸素効率を高め、新陳代謝を旺盛にし、気魄に富むようになり、疲れにくくなり、若返り、心身の病や治療、予防にもなります。
 深い呼吸をするには、先ずは姿勢をよくする事が大切なのです。


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