センブリの効果は、脳が苦みをキャッチして直接胃に働きかけています。
ですから、オブラートでのむと効果が半減するのです。
漢方の煎じ薬や原末は芳香性成分が逃げないので、はっきりとした香りと味覚が効果を意識させてくれます。エキス剤にはないインパクトです。
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更新日: 2017/07/06 |
紫蘇葉のように、香りの高い精油成分を含む生薬は、長時間煎じると効力が弱まるため 短時間の煎出にとどめます。このように生薬ひとつひとつの効力を最大限に活かす工夫ができるのが煎じ薬です。ストレスなどが原因による神経症などには、気剤といわれる芳香性成分を含む生薬が多く使われます。煎じ薬から香り立つにおいは、鼻から脳への刺激となり全身に行きわたります。さらに味覚を通して脳へ刺激が伝達され、体内で吸収されて薬理作用を発揮するのです。煎じ薬ならではの効能ステップです。生薬は、産地、等級による差が効能に大きく影響します。シェフが食材にこだわるように、みずから生薬を厳選して管理したもの提供しております。
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更新日: 2017/07/06 |
できたての煎じ薬から香り立つ
芳香なにおいと味覚は 鼻と味蕾から脳への刺激となり やがて全身にしみわたります |
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更新日: 2017/07/06 |
漢方用語の「心脾両虚」とは、ストレスや精神的ショックが原因となって
熟睡できない、夢が多い、不安感、物忘れ、動悸、食慾低下などの症状が 現れる状態を言います。帰脾湯は、そのような症状に用いますが、 構成生薬の一つ「遠志(オンジ)」エキスが商品化されております。 タイプに合わせた漢方処方やサプリメントと併用すると更なる効果が期待できそうです。 |
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更新日: 2017/06/20 |
毎日の気温差が大きいと、咽喉に症状の出るカゼがみられます。
葛根湯は温める作用が基本ですから、さむけや冷えなどの寒いかぜ には適していますが、のど痛、口の渇きなどの熱いかぜには熱を 冷ますタイプの漢方処方が適しています。 また暑い季節に冷たい食品の摂りすぎで、お腹に症状の出るカゼには さらにバリエーションの異なる漢方処方が控えておりますので その時点の最適な漢方処方を提供させていただきます。 |
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更新日: 2017/06/15 |