40歳代 男性 2011・12・2
最初、代理の方が胃の薬を取りに来た。教えてくれた症状は痛みと食欲不振だったから、それに添うような現代薬を出した。1週間後に、少し良いようだからと言って本人が来た。本人を見てすぐに不快症状の原因が分かった。胃はあくまで付随症状で、本当の原因は心にあると思った。そこで漢方薬で治したいというと快く応じてくれたので、煎じ薬を今度は1週間分作った。その後1週間してきてくれたが、決してみることが出来なかった笑顔が少し戻っていた。当然胃腸の症状はかなり改善していて、痛みも食欲不振もほとんどなくなっていた。心ウツウツと自律神経のバランスを回復させる漢方薬だったが、よく効いている。