病院の先生もストレスなのだろう。もう来なくてもいいと啖呵を切られたみたいだ。本人はつらくてしょうがないのだが、医学的な所見が何もないのだから先生も困っているだろう。舌痛症だと思うのだが、現代医学的には対処がむつかしいらしく、先生は「味がしない」と理解されてそのような処方を使っておられるが本人は全く効かないというばかりだ。僕は舌にたくさんのスエズ運河みたいな亀裂があるのを根拠に漢方薬を作ってみた。すると徐々にしみるのが改善してきて、幾分かその割れ方も浅くなったり細くなったりした。すると不満ばかりを口にしていた老人が、漢方治療を評価し始めた。家族も少しほっとしているみたいで、病院巡りに付き合わされるばかりだったのが少しでも落ち着いてくれれば助かるだろう。
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更新日: 2020/03/03 |