70歳代 男性
4年前に間質性肺炎を発症し、3月から漢方薬を作っている方。治療を受けていても次第に悪化し歩くのも本当にゆっくりで、顔の表情はきつかった。漢方薬を飲むとお医者さんに言ったらものすごい勢いで怒られたが、どうしてもよくなりたいからと内緒で飲むことにした。病院では「漢方薬を飲むなどと魔がさしてすいませんでした」と言ってもらった。先生はそれ見たかと嬉しそうな顔をしたらしい。お医者さんが治療の中心中の中心だから関係を壊してはいけない。
間質性肺炎の漢方薬があるわけではない。僕はただひたすら元気になっていただく薬を作っているだけだ。
3か月服用してくださっているが、歩くスピードが全然違って、今では車に忘れ物をしたと言って、わざわざ引き返したりする。奥さんも変化に気が付いていて、総合病院に行き駐車場に車を置いてから休まずに一息で建物まで行けるそうだ。
そして何よりも表情が変わった。穏やかになりよく笑うようになった。お世話していてうれしくなる。