70歳代 女性
6年前に耳鳴りの相談で来られた。突発性難聴の後続いていた。キーンとかジーとかシーシーとかの音が入り混じっていた。高血圧の薬も飲んでいるが最低血圧が100に近かった。
求められたのは、耳鳴りを治してと言うことだったが、そのためには血液の流れ、特に家屋で言うと下水にあたる静脈の流れを改善しなければならなかった。
熱心な方で1日も欠かさず、2週間毎に隣町から来てくれる。
努力すると得られるものがやはり多くて、今ではこちらから声掛けしない限り耳鳴りのことは言わない。鳴っているんだろうが気にならないらしい。それを治ったと言うことよと、一件落着している。
いまだ毎日欠かさずに飲むのは、血圧がすこぶる安定してきて、今では最高血圧が110台、最低血圧は70台だ。漢方薬に血圧を直接下げるものはないが、血液、特に下水が流れればこんなに変われる。
いつもニコニコしていて、幸せな老年期を過ごしている。