30歳代 男性
介護施設で働いている方で、世に言う真面目な方。こうした方が陥りやすいトラブルに強迫観念がある。何をやっても何回も確認しなければならない。ひどい時は帰宅してからまた職場に確認のために戻ったりする。
真面目な方だから過敏性腸症候群も持っていて、毎日が相当過酷な状況で働いている。それでも職場を変わると言う選択肢はない。
10の症状が3に減った。これは本人にとっては思わず電話で報告したくなるような出来事で、電話口で「楽」と言う言葉を何回も連発してくれた。
生真面目でよく働く、そんな人の報いがこんな症状では割に合わない。ちゃらんぽらんで生きている人間が得をするような世を絶対に認めてはいけないと彼を見ていて思う。