イライラしたり、くよくよ涙もろくなったり、感情の起伏が激しく情緒不安定になっていることが良くあります。
漢方では女性の性機能の成熟や衰退に深く関るのは、肝と腎と考えます。
肝は気持ちをコントロールする働きがあると同時に、血液を蓄えてホルモンのバランスを整えるように働きます。
このような働きには腎の支えが必要で、40代半ばを過ぎると腎の衰えが著しくなり、肝を支えきれなくなり、肝の機能が低下してしまい、情緒不安定になるのです。
一見、精神安定剤に頼りがちですが、漢方的に診れば「身体の不調が原因で、心の不調が症状としてでる」というものです。
身体と心を同時に漢方で治すことをお勧めします。
ツイート |
更新日: 2009/03/27 |