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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

卵巣機能低下を中医学でいうと「腎虚」ということになります。卵子の質、精子の質、すべてが腎の良し悪しで決まります。腎には「精血」という、人体の生命活動を維持する栄養物質をいかに充足させるかが重要なポイントになります。

年齢と共に腎の精血が不足し、痰湿や瘀血が入り込んだり、逆に痰湿や瘀血から精血の供給が不足し腎虚になるからです。腎虚になれば流産が起こりやすくなります。つまり、精血が不足すると赤ちゃんを育て上げられないため、痰湿や瘀血を取り除いて精血を補うことが流産には有効です。

とくに習慣性流産になっている方は、痰湿や瘀血を取り除いて腎に精血をしっかり補う必要があります。

せっかく妊娠したのに流産してしまうと、肉体的にも精神的にもダメージが大きいものです。しかもそれが2回、3回と続き、習慣性流産になってしまうと、受精がうまくいっても「今度もダメになるかも」と、つねに不安がつきまといますよね。

流産の原因を医療機関で調べてもらうことも有効ですが、そこからどのように流産しない体づくりをしていくかが重要となります。どうしても流産がさけられないのは染色体異常によるものです。もちろん染色体異常にも程度がありますが、ほとんど12週までに結論がでます。

ただし、習慣性流産の3割くらいは染色体異常ではなく卵巣機能不全で、12週までに流産していると、山東中医薬大学高度医療生殖センターの蓮方教授がおっしゃっていました。山東中医薬大学高度医療センターは、IVFやICSIに中医学をプラスするという、私たちが理想としている不妊治療を行っている施設です。日本の場合は高度医療と中医学の治療は単発で別々に行っているのが現状です。

蓮方教授のお話しからいうと、12週までの流産のうち、3割はそれを避けることが可能だということです。このことからもわかるように、妊娠前から卵巣機能を高めておく、つまり卵巣の状態をよくしておくことで12週までの流産の3割は防げるのです。

36度以下の低体温の女性というのも最近は多くお見かけ致します。

こういった女性は女性ホルモンの働きが活発ではないので冷え性対策が必要です。お腹、へそ下、仙骨、太もも辺りが冷たくなっているケースが多いので重点的にケアします。

冷え症のケアというと、カイロ、厚着などを考えがちですが、このように外側から温めるのは逆効果ですのでご注意ください。

体表を温めることは、結果として深部の血流の不足傾向を生みます。冷え症は体の中から温めることが必要です。漢方と鍼灸の組み合わせでケアをすると、体の中から温まっていく感じが実感できるはずです。

「ひょっとして不妊症かな」と悩んだ時、高度医療の方が力強い、わかりやすいというイメージがあるようです。自分の不妊の原因がどこにあるのかを診るのには高度医療がとても役立つと思います。

しかし、そこにあまりにも大きな期待をかけすぎず、あわせて自分の身体を大切にすることや、夫婦のタイミングの取り方、生活の仕方を振り返ってみる必要があるのではないでしょうか。
基本をないがしろにして高度医療を受けるのは本末転倒な気がします。

前回、基礎体温をつける重要性についてお話ししましたが、基礎体温のパターンには正常型以外に、ダラダラ型、凸状型、高温期低温型など、大きく9つのパターンがあるのです。妊活ではそれぞれの状況を考慮して、自分に合った適切な対応が必要になります。

これについては以前のブログで紹介しているのでご参考になさってください。

妊活中は最低週1回の夫婦生活が望ましく、さらに排卵日5日前から2~3回、つまり1日おきにタイミングをとってほしいのです。正確な排卵日が知りたいと排卵チェッカーで確認するのは構いませんが、それに頼りすぎるのも考え物です。できるなら基礎体温とおりもので排卵をみてください。
排卵したことを知る事と、妊娠しやすいタイミングを取ることは異なります。

5月から新しい年号を迎え、令和ベイビーを目指して、こちらの相談も増えております。

さて、結婚されていない方でも婚約が決まったり、新婚で二人の生活を楽しんでいる方でも「赤ちゃんどうしようかしら?」とぼんやりと考える女性は多いのではないでしょうか?

また「そろそろ赤ちゃんがほしいけど、その兆しがなさそう」と、ちょっと不安になっている方もいるでしょう。

そんな妊活を考え始めている方が、最初に行ってほしいことは、基礎体温をつけて自分のホルモンバランスを知っていただくことです。基礎体温は二相性になっていますか?また、排卵日や排卵日までのおりものがわかるかなど、基本的なものを確認してみましょう。