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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

今回はこのテーマの最後の回になります。

前回のお話しからの流れで副交感神経を活発化する方法からお話しします。

まずは、寝る前にテレビ・パソコン・携帯電話などの画面を見ない、軽いストレッチ程度の運動はいいが激しい運動は避ける。熱い湯船につからない、激しい音楽は聴かないなど、神経を和らげ、体もリラックスさせることです。

もちろん、バランスのとれた食事、早寝早起きの規則正しい生活なども欠かせません。

このような日常生活に気を付けることを東洋医学では「養生」と言います。今よりもより積極的に健康になるための方法が「養生」なのです。

多少の個人差はありますが、更年期は女性の閉経前後の5年間、つまり約10年間のことで、だいたい45-55歳ぐらいの期間。女性ホルモンが減少することによる身体的影響だけでなく、さまざまなことが変化する更年期。

平成27年の日本人女性の平均寿命は87.05歳ですから、更年期から30年以上の時間があるのです。

この更年期をいかにうまくケアすることによって、残りの30年が大きく変わると言っても過言ではないでしょう。

今回は更年期の養生法で、夜の状態を安定させると血流がよくなる理由をお話しします。

これは、交感神経と副交感神経が関係しています。交感神経は活動している時・緊張している時・ストレスを感じている時に働きます。一方、副交感神経は休息している時・リラックスしている時・眠っている時に働きます。

昼間は活動しやすくするために交感神経が優位になるため、血流は主に筋肉や脳に流れ込むようになり、内臓への血流が悪くなります。逆に夜間は昼間の活動での疲労やダメージを回復するため副交感神経が優位になるので、筋肉や脳への血流は悪くなり、内臓の血流が良くなります。

夜に眠れないのは交感神経が優位になっている証拠です。

副交感神経を活発化させて、質の良い眠りで心身を休ませ、内臓の血行をよくするためにも、夜の状態を安定させることが大切なのです。

そのために何をすることが大事なのかは次回お話しします。

こんにちは。今回から更年期について「東洋医学」の見地から詳しくお話しいたします。

これから更年期を迎える方、まさに渦中の方にも更年期に対する正しい知識を持ってこの時期を過ごして頂くためにお伝えしたいのが、夜の状態を安定させた毎日を心掛けるということです。

その理由は夜の状態を安定させると内臓の血流がよくなるからです。なぜ、内臓の血流をよくしておくことが大切なのか。それは内臓の血流が体のすべてを作っているからです。

閉経後、骨が弱くなる、血管がもろくなる、脳が委縮するあるいは腎臓が小さくなるのは、内臓の血流が悪くなることで、各器官に栄養が不足するからなのです。

元気でいるためにも内臓の血流は良くなければならないのです。

では、なぜ夜の状態を安定させると内臓の血流は良くなるのでしょうか。

それについては次回お話しさせて頂きます。

この時期、最後の駆け込みでダイエットの需要も大きいです。

お悩みの方は是非ご相談ください。

20190405



S.Lさん(41歳/西葛西在住)
新浦安店スタッフ <<S.Lさんと、サポートした誠心堂西葛西店のスタッフ


-相談のきっかけは?

以前ジムに通って体重を落としたものの、その後リバウンドしてしまいました。ジムでは一人で運動するのも大変でしたし、通い続ける時間もなくなってしまって。
20代の頃の体重は40kg台で、主人からは「昔はもっとキレイだった」と言われ(笑)、イライラして過食することもありました。そこで前から気になっていた誠心堂で体のバランスを整えようと来店しました。


-先生からはどのようなアドバイスを?

インド出身なので、食事は炭水化物や脂肪が多くなってしまう私に合わせて、インド料理をやめるのではなくできる範囲での食事指導や生活指導を個別にアドバイスしていただきました。
またミルクや砂糖も多く食べていたので、満足感を得られるように、代替品として豆乳や黒糖をすすめていただきました。そして、食べたものを毎日記録し、それを表にしてまとめていました。

-初めて漢方を飲んでみて、いかがでしたか?

インドの伝統医療のアーユルヴェーダに似ていると感じ、漢方も違和感なく飲めました。


-体調に変化は?

食事のアドバイスとともに、高めの血圧を抑えて気力を高め、ストレスをやわらげる漢方を飲み始めました。すると体重は4カ月でマイナス6kg、血圧も170から120に下がりました。
目標はマイナス10㎏なので、あと4kg!引き続き漢方を飲んで体質改善をがんばります。

前回は、ミトコンドリアから活性酸素についてお話ししましたが、この活性酸素が多く発生するのはどのようなときでしょうか?

それは「虚血再灌流」と言って、血流が悪くなって血液が減少している状態から一気に血流が増える状態の時です。
昼間に比べて夜間は内臓の血流が活発です。しかし、夜にストレスをかけたり、運動したり、パソコンなどで脳を使ってしまうことも、「虚血再灌流」が起こります。

このことからもわかるように、ミトコンドリアの数や働きを安定させるのは、夜間の血流の安定だということです。
妊活で必要なのは、夜間の血液をコンスタントに子宮や卵巣に流すために、子宮動脈や卵巣動脈の血流をどのように安定させるかです。

それが得意としているのは中医学なのです。

誠心堂で行っている鍼灸の「三焦調整法」は、この夜間の子宮の血流を安定させるために開発された方法なのです。この方法によって卵巣に残った卵子の質を守ることができます。もちろん精子の場合も同じです。