電話・メール・店頭で相談できます
お店で漢方相談 メールで漢方相談 電話でのお問合せ 047-460-5593漢方相談 誠心堂薬局 船橋店(千葉県船橋市)
  • 漢方薬のきぐすり.com
  • ホーム
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • 交通アクセス
  • よくある質問
トップ > 健康トピックス

健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

こんにちは。

今回は39歳の方で、2年の妊活期間(漢方鍼灸治療10ヶ月)を経て人工授精でご妊娠・出産された方のアンケートを掲載いたしますのでご覧下さい。


NONALNUM-77yR77yXWVPvvJPvvJnmrbM-E




冷えや身体のコリを改善することで体質改善になり、ご妊娠しやすい体になっていたのだと思います。

漢方は、煎じ薬で服用されています。煎じ薬で服用することは、誠心堂薬局の調べでも
妊娠された方が服用された漢方薬の中では粉薬や錠剤よりも約7割の方が煎じ薬で服用されています。
体外受精における鍼灸治療の有効性では、鍼灸を併用された方のほうが妊娠や出産の確率が高くなるというデータもあります。
鍼灸は、骨盤内の血流の増加を促すことが理由の一つのようです。

以上です。

誠心堂薬局は漢方と鍼灸という方法で妊活をサポートさせていただいております。
HP等をご覧になり漢方相談をご希望の方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

ご連絡お待ちしております:)

こんにちは。

今回は、タイトルにあるような場合、どんな治療法を選択するかという記事を参考にして話したいと思います。


女性は、20歳前後で妊娠・出産が可能な身体になり、50歳前後で閉経します。
閉経するためには、35歳をピークに卵巣機能が低下していきます。
卵子の数や質は年齢を経ていくにつれて落ちるのは、閉経するための準備段階のため自然な形です。

40歳としてAMHが低い現状は自然のことであり特別その方の機能が劣っているとか病的なものではありません。

日本で着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)が始まって日本産婦人科学会が症例1000件を分析した結果
40歳でとれた受精卵のうち、6~7割に染色体異常が多いことが判明しています。
この年齢層の卵は、顕微授精で授精はするけれども、着床しづらかったり、着床しても流産をするなどが
発生します。

そこで治療法なのですが、
卵巣機能低下の回復法という方法があるようです。

適応は、
高齢で卵胞が1~2個と少なくて受精率が低い方で毎月規則正しい月経と排卵があることが条件です。
30代でAMHが非常に低い方や子宮内膜等の疾患で手術をし、30代でも卵胞があまり発育しない方が対象です。

方法は、
卵巣予備能が低下した卵巣に物理的に刺激を加え、その刺激によって新しく前胞状卵胞の発育を促し、
採卵できる卵胞数を増やすことです。
入院が必要、腹腔鏡手術、費用は1回の体外受精と同様。

結果
卵子の数は約2倍に増加、300症例中32例は妊娠。そのうち半分は流産。

Jineko2021 Summer vol.50 記事参照


上記のような方法で妊娠・出産されている方もおられるようです。


ご参考になさっていただければ幸いです。

こんにちは。
今回は、子宝相談でのよろこびの声をあげていきます。

NONALNUM-54Sh5o6S5Y215pyI57WM44Go6Ki65pat44GV44KM44CB5q-O5pel44GM5LiN5a6J4oCm5ryi5pa544Gn5L2T44KS5pW044GI56ys5LiA5a2Q44CB5LqM5a2Q44Go57aa44GR44Gm5Ye655Sj44G4-E




病院で「無排卵月経」と告げられ、途方に暮れていたKさん(29歳)。すがる思いで飛び込んだ誠心堂でカウンセリングを受け、漢方薬を飲んだところ、なんと1カ月で妊娠。第二子も、漢方を再開した半年後には妊娠できたと話してくれました。


-誠心堂を訪れたきっかけは?

結婚後、早くから子どもを授かりたかったのですが、基礎体温が上がりにくかったため、タイミングがつかめませんでした。婦人科で相談したところ「排卵していない月が多い」という診断を聞き、ショックを受けましたね。何をしたら改善するのかも分からず、病院でも「様子を見ましょう」の一言。途方に暮れていた時、誠心堂の看板が目に留まり、すがる思いで訪れてみました。

-誠心堂に通っていかがでしたか?


スタッフの方が丁寧に接してくれるのがうれしく、先生とも腰を据えて話せたことがとても心強かったです。なかなか人に相談できないことを吐き出せたので、気持ちが楽になったからでしょうか、自分に合った煎じ薬を飲み続けてからわずか1カ月で妊娠が分かったのです。これにはビックリしましたね。

-2人目の時も誠心堂に通ったそうですね

先に受けた検査で、再び無排卵月経を指摘されたのです。そこで思い出したのが「誠心堂に相談」でした。実績に加え、安心感もあったので、改めて漢方を飲むように。その後、病院で「卵胞ができています」と告げられた時は「頼って良かった!」と切に感じました。

-漢方は今でも?

最近、また飲み始めました。子育ては体力勝負なのに、産後から体調が整わず、疲れがたまりやすい状態だったので相談に。英気を養った後には、できたら3人目も、なんて考えています。

こんにちは。

今回の方は、漢方ご服用前の半年前から生理不順で悩まれていた方が、
漢方服用後、生理不順が改善し、基礎体温もはっきりと低温期と高温期に明確にわかれ
生理周期と整えることでご妊娠・ご出産をされました。


生理が始まった日を1日目として、次の生理が始まる前日までが生理周期と定義されています。
この周期が25~38日であれば正常であるとされています。
そのため、予定から多少ずれていたとしても25~38日の範囲内に収まっていれば正常な生理です。

一方、前回の生理開始日から39日以上経過しても生理が来ない場合は“稀発月経”、24日以内に再び生理が来る場合は“頻発月経”、妊娠以外の原因で3か月以上生理が来ない場合は“無月経”といいます。なお、生理の期間は通常3~7日程度ですが、出血期間に異常が見られる場合も生理不順に含まれます。

この方は生理が2か月来ないときがあったと話していますので稀発月経にあたると思います。


生理不順だと妊娠しづらい理由は、排卵日を把握しづらいため妊娠のタイミングがわかりづらいことです。
また卵巣の働きやホルモンのアンバランス、黄体機能不全などの病気により妊娠に適する子宮の環境が整わないことも理由です。

漢方は、体質に合わせてしっかり服用していただくと生理周期が整う方が多い印象です。

アンケートのように、漢方を通してなかなか子宝に恵まれない方のためにお役立てができればと思います。


誠心堂薬局は漢方と鍼灸という方法で妊活をサポートさせていただいております。
HP等をご覧になり漢方相談をご希望の方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

ご連絡お待ちしております:D


NONALNUM-77yR77yW-E



こんにちは。

今回、不育症について説明したいと思います。

不育症とは、
①流産(妊娠22週未満の分娩)を2回以上繰り返す
②死産(妊娠22週以降に死亡した胎児を出産)
③新生児の生後1週間以内での死亡
の理由により、子供を得られない状態をいいます。
流産を2回以上繰り返すと、反復流産と呼び、3回以上繰り返したものは習慣性流産といいます。


頻度はどれくらい?
全体で10~15%程度であり、40歳代では40%や50%という報告がされています。
近年流産が増えてきているのは、妊娠する女性が高齢化したためと考えられています。
不育症で悩んでいる人は、数万人いると考えられています。

不育症のリスクの要因は?
・血液凝固因子の異常(抗リン脂質抗体症候群)
子宮形態異常(子宮の奇形、子宮粘膜下筋腫)
甲状腺機能の高まりもしくは機能の低下
夫婦のいずれかに認められる染色体異常【均衡型転座(ある染色体がお互いに入れ替わり、遺伝子に過不足がない状態)】

妊娠初期に流産してしまう大きな要因は胎児の染色体異常と考えられています。
しかし、2回以上流産を経験した方は、上の4つの要因が考えられます。


不育症治療について
1)抗リン脂質抗体症候群
抗リン脂質抗体症候群では、特に妊娠中は血栓症のリスクが高まるので低用量アスピリン/ヘパリン(5,000~10,000 単位/日)療法が推奨されています。

2)子宮形態異常
流産率が高いと言われている中隔子宮の処置が大切。以前は開腹術を使ったが、最近は、お腹を切らずに中隔を切除する方法(子宮鏡下中隔切除術)が一般的です。

3)内分泌異常
甲状腺の機能が高まっている場合や低下してしまっている場合に応じて、治療をする。妊娠中や妊娠後も治療を続けるなど十分なケアが必要です。
血糖コントロールの治療も妊娠中、妊娠後と続けることが必要。

4)夫婦染色体異常
反復・習慣性流産患者のうち2~6%に、夫婦のどちらか一方に均衡型転座を認めます。
染色体異常が発見された場合は、転座保因者に対する治療方法がないため、*遺伝カウンセリングを充分に行うことが必要です。

*遺伝カウンセリング:遺伝性疾患の患者さんやその親族、あるいは遺伝について不安や悩みを抱えている方々を対象に、遺伝に関する情報を提供し、また遺伝子診断を受けるべきか否か、どのような治療を選ぶかなどについての相談)

女性の出産年齢の高齢化により胎児の染色体異常による流産は増える傾向にあります。この問題への対処として*着床前診断の有用性が注目されています。
*着床前診断:染色体や遺伝子の検査をおこない、次の妊娠での流産の割合を減らし、全体的な流産の回数を減らすということを目的としておこなわれる。

着床前診断の適応と運用に関しては日本産科婦人科学会の見解や細則を遵守し、倫理審査を経た上で実施する必要があります。


不育症の原因を中医学的に考えてみると、
大切な受精卵や胎児を子宮で育て、守ってくれるのは、身体のエネルギーの源である『気』と十分な栄養を与える『血』の働きが大切です。
流産の基本的な病理の考え方は、気血不足と腎陽虚のタイプに多く見られますので、それらを考慮した漢方薬を検討します。