今年も1年大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
※年末年始の営業について
・年末年始休業期間:2021年12月30日(木)~ 2022年1月3日(月)
・年始営業開始日:2022年 1月4日(火)10:00~
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更新日: 2021/12/30 |
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来年もどうぞよろしくお願い致します。 ※年末年始の営業について ・年末年始休業期間:2021年12月30日(木)~ 2022年1月3日(月) ・年始営業開始日:2022年 1月4日(火)10:00~ |
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更新日: 2021/12/30 |
こんにちは。
今回は、ご出産アンケートのご紹介を致します。 この方は、漢方薬局ご利用当初、基礎体温が不安定でした。 漢方を飲み始めて、 身体のむくみや体重が減少➡その後基礎体温も安定し、イライラも少なくなり体調を整えられるようになってきて 服用を半年間続けた結果、ご妊娠・ご出産になりました。 詳細は、アンケートをご覧になって下さい。 ![]() |
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更新日: 2021/12/28 |
こんにちは。
今回はPCOSについて簡潔にまとめてみました。 PCOSとは、両側卵巣の多嚢胞性腫大に何らかの月経異常、不妊を伴い、内分泌検査でLH高値を特徴とする内分泌疾患です。 きっかけは、 ・無月経 ・希発月経 ・無排卵周期症 ・不妊 などを主訴に来院されます。 日本産科婦人科学会の診断基準は、 ①月経異常(無月経、希発月経、無排卵周期症のいずれか) ②多嚢胞卵巣(超音波試験) ③血中男性ホルモン高値またはLH↑かつFSH→ をすべて満たす場合にPCOSと診断されます。 排卵誘発の際は、クロミフェンが無効の例が約半数あります。 クロミフェン、※ゴナドトロピン療法 を行うと、多数の卵胞が同時に発育し、卵巣過剰刺激症候群や多胎妊娠を発生しやすいので注意が必要です。 ※ゴナドトロピン療法は卵巣に直接働きかけて排卵を促すのが特徴の治療方法で、下垂体に異常がある排卵障害にも有効です。 漢方では、PCOSを 体質虚弱などで※腎 の機能が低下すると、卵胞の成長が悪く、排卵を促す力が弱くなり生理周期が乱れる原因になります。 卵巣の周りに血の滞りである『瘀血』や、ネバネバした老廃物である『痰湿』がこびりつき、卵巣の膜が硬くなるため排卵しにくくなります。 そのため、『腎』の機能を高めることを基本として、その方その方の体質に合わせた方針を取ります。 ※『腎』:卵胞の質や排卵と深い関わりがある 以上です。 |
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更新日: 2021/12/26 |
こんにちは。
今回、40代のARTでは、初期杯と胚盤胞のどちらが着床しやすいのか、胚の質を上げる方法について説明したいと思います。 体外受精では採った卵子と精子を体外の環境で受精させます。 採卵日から2~3日目の受精卵を『初期杯』 5~6日目の受精卵を『胚盤胞』と呼びます。 胚盤胞は体外の環境で着床する手前まで育っているため、妊娠率が一番高いとされています。 年齢が高くなるとどういう影響が起こるか? 年齢が高くなると、卵巣内の卵子数が減少➡成熟する過程で染色体異常の卵子が増加 酸化ストレス(喫煙・過剰の飲酒・生活習慣の乱れによる活性酸素の発生で細胞障害)➡卵子、精子の質の低下 加齢による卵子のミトコンドリアの機能低下➡受精卵の発育停止が発生します。 移植する胚の選び方は、 ・年齢 ・採取した卵子の数 ・受精卵の状態によって異なります。 発育が遅く胚盤胞に成長しない受精卵の多い方→初期杯移植 凍結リスクの高い方(高齢の方で受精卵が凍結に弱く、融解したときに変質する可能性あり)→新鮮杯移植(採卵周期に未凍結の胚を移植する) 子宮内膜刺激胚移植法(SHEET法)・・・移植前に胚培養液を注入する方法 二段階胚移植(初期杯を1個移植し、2~3日後に胚盤胞を移植する)により着床する効果が高まるようです。 受精卵が成長しないのは、男性にも原因がある場合があります。 酸化ストレスにより、染色体が断片化した精子の割合が増加すると言われています。 そのため、精子DNA断片化検査をする必要があります。 年齢上昇により精子DNAの異常を生じる割合が上昇しており、それにより受精卵の発育を妨げる可能性があります。 改善方法としては、 ・運動や食事などの生活の改善 ・抗酸化力を高めるサプリメントの摂取 ・漢方や鍼灸によるケア が大切になってきます。 以上です。 |
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更新日: 2021/12/21 |
こんにちは。
今回は、不育症の検査の一つについて話したいと思います。 画像にもあるように、授精卵が子宮内膜に着床するのに最適な時期は、LHサージ後6~8日間の時期です。 ※LHサージとは、LHというホルモンが大量に脳の下垂体から分泌されることで、排卵が引き起こされます。 他にも卵胞内の卵子が未熟な状態ですので、排卵前になってようやくLHサージによって卵子の成熟が進み、受精可能な状態となって排卵されます。 LH: (黄体化ホルモン)・・・脳下垂体から分泌されるホルモンで卵胞発育、排卵、高温期の維持に働きます これを検査するのはERA検査です。 子宮内膜着床能検査といいます。 ・子宮内膜には着床に適した期間があります。 ※着床・・・受精卵が子宮内に接着すること この期間は個人によって異なるため、この検査で特定することで最適なタイミングで胚移植をすることを目的とします。 良好な杯(AA)移植をしても妊娠に至らない方は、着床のタイミングがずれている可能性もあるので、このような検査で最適な時期を知ることができます。 例えば、胚盤胞は受精してから5日目の受精卵になるので5日目に胚移植するのが標準的になるのですが、ERA検査をすることによって 4日目または6日目に胚移植をするということになります。 ![]() 中医学では、 受精卵を守るのは“気(エネルギー)”で、受精卵に栄養を与えるのは“血”だと考えます。 この気や血が充実し、しっかり巡っていることが着床とその後の妊娠維持に不可欠であるため、 着床する時期の前からしっかりと気血を充実させておくことが大切です。 また、血流が滞っていることを“瘀血(おけつ)”と呼び、着床を妨げますので、その傾向がある場合は、その傾向を改善します。 以上です。 参考にしていただければと思います。 |
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更新日: 2021/12/17 |