こんにちは、今回は心についてです。

心は精神神経機能や血液循環を司り、腎と強調して働き、子宮と卵巣の働きをコントロールしています。

心は神明という大脳の働きを司るため、西洋医学の視床下部・脳下垂体・卵巣・子宮の性線軸の考え方と一致しています。

卵巣機能が衰えてくるとFSHが高い値を示すようになりますが、それは腎の働きが弱ってくると共に、心が不安定になっていることを意味します。

35歳以上の不妊治療のポイントは、「生殖系の腎を充実させるとともに、精神の安定を図る」ことであり、心と腎のバランスをとることが大切です。

心を安定させるためには安神法を用います。

安神作用のある天然植物を配合した安神宝や透潤果もオススメです。

こんにちは。今回は表題のように肝についてのお話です。

肝は気血の巡りをコントロールする臓腑で、正常な生理周期を整える役割をしています。
ストレスなどで肝の機能が乱れると、月経周期が不順になったり、乳房が張って痛む、イライラしやすい、お腹が張るなどの症状が現れやすくなります。

また、血液の巡りが悪くなった瘀血の状態が生じやすくなり、辛い生理痛の原因にもなってしまいます。肝を正常な状態に戻して、気血の巡りを整えるには、疏肝理気法を用います。

自律神経のバランスを整え、血流を改善する紅麻を配合した活蘇源の併用がお勧めです。

こんにちは。今回から5回に分けて表題の件についてお話します。

妊娠しやすい体づくりのためには、身体のエネルギーである「気」や、卵巣に栄養を補い子宮内膜を厚くする「血」が充実していて、巡りもよく、さらに五臓　肝・心・脾・肺・腎（西洋医学の臓器とは違います。）の働きが整っていることが大切です。

次回から4回に分けて五臓の中でも妊娠に深いかかわりがある、肝・心・脾・腎についてお話したいと思います。

こんにちは。今回は皮膚病の漢方相談です。
漢方服用8か月で10年頼ってたステロイドを卒業できるとは嬉しいですね。

皮膚病の方は写真を取りながら細かく見て行きます。お悩みの方は是非ご相談ください。



T・Tさん（55歳／市川市在住）



スタッフ＜＜明るく笑顔で話すTさんと行徳駅前店のスタッフ

-漢方を始めるきっかけは？

腰に乾癬があり皮膚科に10年通っていましたが、一進一退の繰り返しでした。治るどころか逆に症状が悪化してきたので、皮膚科以外のアプローチとして、慢性的な病気に強いイメージの漢方を試してみようと思いました。

-漢方を始めてどうでしたか？

最初は粉薬から始めました。1カ月続けても変化を感じられず正直、漢方を続けるか迷った時期もありましたが、先生に相談すると煎じ薬のほうが効き目も早く、金額もそれほど変わらないとアドバイスされ、思い切って煎じ薬に変えました。。

-経過はいかがでしたか？

体調を整えないと症状がおさまらないと聞いていたので、時間はかかるんだなぁと思いながらがんばって続けていました。すると、徐々にステロイドを使う頻度が減っていき、かゆみもおさまり、気が付くとステロイドを全く使わずに済むようになっていました。結果的に煎じ薬にしてから８カ月で、10年来の付き合いだったステロイドを卒業できました。

-今のお気持ちは？

いつも、こちらの体験談を読んでいますが、子宝相談だけでなく、皮膚トラブル相談にも効果があった一例として、お知らせしたく、今回取材を受けることにしました。悩んでいらっしゃる方の参考になればうれしいです。

こんにちは。今回は少し漢方のお話とは離れているように感じますが、実際は近いお話になります。

先日の記事で女性は7の倍数で体が変化すると中医学では考えるというお話をさせて頂きましたが、アメリカの体外受精における出産率において、20代女性からの提供卵子を使用した場合と比べると、35歳ころから低下しています。

先日のお話での女性の腎精（生命エネルギー）のピークが35歳までであることから、西洋医学との類似性がみられると言えるかもしれません。最近の研究で精子の老化も35歳ころから始まることが分かってきました。

ご夫婦での取り組みが妊娠への近道と言えそうです。