
今回はタイトルにありますように漢方の服用期間1年半。自然妊娠でご出産された方のアンケートです。
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![]() 今回はタイトルにありますように漢方の服用期間1年半。自然妊娠でご出産された方のアンケートです。 是非ご覧になってください。 ![]() |
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更新日: 2021/11/27 |
こんにちは。
今回は、良好な胚を移植するが、着床しない要因を考えたいと思います。 一般的に胚はガードナー分類という評価法で胚の状態を表します。 例えば4ABというような胚があります。 1(初期)~6(着床寸前)の状態。 左のAは内細胞塊 右のBは栄養外胚葉のグレードを表します。 一般的に3BB以上が良好胚と言われています。 ただ、 グレードはあくまでも見た目で判断するものなので、 グレードのよい順に妊娠するのではなく、選定するための目安として考えていただけたらと思います。 現在はPGT-Aという方法で胚盤胞の染色体の数の異常を調査することができるので、 グレードが良くても染色体数異常の場合もあるので参考の一つにしてもらいたいです。 受精卵の染色体異常が低いと予想される形のよい胚であっても妊娠継続率は70%前後という報告があり100%成功するとは限りません。 その他には、子宮内膜の着床期間や子宮内膜の細菌叢が最適な状態であるか、免疫的な問題も着床しない要因になるので、 もし、なかなか着床しない状況であるようなら、 ・子宮内環境の検査(ERA、EMMA、ALICE検査) ・免疫学的な要因の検査(Th1/Th2の検査:異常が認められた場合、子宮内膜側の拒絶反応を抑える薬である 「タクロリムス」を服用することによって、着床・妊娠の促進ができる。) ・着床前スクリーニングができる施設で採卵を考える を検討してみるのもよいかと思います。 以上です。 |
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更新日: 2021/11/22 |
こんにちは。
今回は排卵に問題がある場合、どのように治療をすすめていくかを話したいと思います。 排卵障害の原因はPCOS(多嚢胞卵巣症候群)がよくある原因の一つです。 PCOSはどういう状態かと言いますと、卵胞自体は沢山ありますが、それをなかなか放出できないという状態のことです。 このような場合、腹腔鏡を用いて卵巣表面を焼灼する治療を行います。 術後は70%で自然排卵が起こり、90%は経口排卵誘発薬に反応します。 この方法は、効果は1年位しか持続しないので、すぐに妊娠を希望する女性向きではありません。 排卵障害の他の原因は、 メタボ気味や2型糖尿病のようなインスリン抵抗性が関与しています。 臨床的にはPCOSが原因でインスリン抵抗性を示す不妊症の女性に、治療としてインスリン抵抗性改善薬(メトホルミン)を投与すると、 妊娠率が有意に上昇し、また流産率も減少することが報告されています。 PCOSの漢方治療については、 ① 選ばれた卵胞の成長を促すために『補腎』を行う。②卵子が卵胞から外に出る際に妨げにならないようにする。=『気滞』を取り除く。③卵巣の周りに血の滞りである『瘀血』や、ネバネバした老廃物である『痰湿』がこびりつき、卵巣の膜が硬くなっているのを取り除く。 ①~③を考えて、かつ一人一人の本来備わっている体質や月経の様子、月経前後の体調変化などを聞きながら漢方薬を選定します。 PCOSの方が漢方相談にご来店され、生理が整い、ご妊娠になられた方もいらっしゃいます。 妊活でお悩みの方、一度是非ご相談下さい。 |
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更新日: 2021/11/13 |
こんにちは
![]() 一般不妊検査や精密検査が終わり、検査結果で原因が判明した後どのように治療を進めていくかを話したいと思います。 今回は、子宮や卵管に原因があった場合についてです。 〇子宮の原因については、子宮内膜ポリープと粘膜下の子宮筋腫について注目します。 この2つは受精卵の着床を妨げる可能性があるので、治療をしていく必要があります。 ポリープは内視鏡下での切除をし、術後再発することもあるので経過観察が必要です。 子宮筋腫は内膜を直接圧迫する場所にある場合は、内視鏡下で取り除きます。 ただ、内膜の外側にできた子宮筋腫は妊娠に影響はありませんが、あまり大きなものを放置すると流産や早産、出産時の多くの出血のリスクが伴いますので注意が必要です。 このような場合、採卵をして初期胚または胚盤胞を凍結保存しておき、子宮の状態が整ってから移植するケースもあります。 〇卵管の原因については、卵管閉塞です。 卵管が閉塞していれば自然妊娠はできません。 そのため、2つ方法があり、それらで対処していきます。 1つは、カテーテル手術を行い、詰まった部分を押し広げる治療です。 2つは、卵管を必要としない体外受精を行う治療です。 年齢や妊活のご経過に応じて対応が変わってくるので、 病院の先生と相談しながら決めていくとよいと思います。 以上です。 |
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更新日: 2021/11/13 |
こんにちは
![]() 今回は、排卵日予測検査薬の使用についてお話したいと思います。 妊活において、タイミングをはかって妊娠を望む場合、排卵日予測検査薬は一つの目安になると思います。 排卵前はLHというホルモンが大量に分泌される現象(LHサージ)が起こり、それをとらえるものです。 よくこの検査薬の説明書には以下のように記載されている商品もあります。 【次回月経予定日の17日前から、1日1回、検査してください。 (過去に検査をしてLHサージがうまく確認できなかった場合や、今回検査をしたところ陽性か陰性かの判定に迷う場合などには、1日2回検査を行うことで、よりLHサージをとらえやすくなります。) 検査時期に関する注意 ・1日1回検査する場合:1日1回毎日ほぼ同じ時間帯に検査してください。 ・1日2回検査する場合:1日2回(例えば朝夕)検査をしてください。毎日ほぼ同じ時間帯に検査してください。】 LHサージのピークは12時間程度ですので、1日1回の検査では、LHサージのピークを見逃してしまうことがあります。 できるなら1日2回もしくは3回検査薬を行うと、ピークを見つけやすくなります。 そのピークから10~12時間後、LHサージ開始からは約36時間後に排卵が起こると言われています。 正しく使って、ご妊娠のためにお役立てできれば幸いです。 以上です。 参考になさってください。 |
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更新日: 2021/11/07 |