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健康トピックス

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こんにちは♪

今回は当店でご出産になられた方のアンケートを掲載したいと思います。

是非、ご覧になって下さい!!



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こんにちは。

前回と同様に、今回も肺移植がうまくいかない時の原因についてあげていきます:)

①卵子の異常

②子宮内膜機能不全

子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症

④卵管因子(水腫)

⑤免疫異常、ホルモン異常

⑥精子の異常

のうち③について述べていきます。

③子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症

子宮筋腫は、子宮を構成する筋肉から出来る良性の腫瘍です。

症状は、過多月経、過長月経、月経困難症(生理痛)、不正出血などがあります。

種類は漿膜下筋腫、粘膜下筋腫、筋層内筋腫の3タイプがあります。

粘膜下筋腫や筋層内筋腫が子宮内腔に突出していると子宮の中がデコボコになるため、受精卵(胚)が着床しにくくなります。

子宮筋腫ができると、
筋腫の圧迫により卵管の内腔が狭くなったりつまったりする

蠕動運動の低下、筋腫の刺激により子宮が収縮しやすくなる

子宮内膜の圧迫により血の流れが悪くなり胚の発育に影響する

などが原因で受精卵が着床しにくくなります。


子宮内膜症は、本来子宮にしかない子宮内膜が子宮以外の場所で発生・発育し、子宮以外のところで月経をおこしてしまう状態のことです。

症状は、月経痛の悪化や慢性的な腰痛、下腹部痛、排便時や性交時の痛みなどを引き起こします。

子宮内膜症があると、卵管の癒着や炎症などから卵巣に慢性的な炎症を引き起こし、正常な卵巣への悪影響があり、卵の質を落とします。

この炎症のために生じる腹水が免疫異常を起こし、受精や着床を阻害します。


子宮腺筋症は、子宮筋層に内膜症が入り込んだ状態で、子宮筋層が厚くなったり、子宮全体が大きくなったりします。それによって子宮が変形するため、不妊や流産の原因になることもあります。

症状は、月経過多、強い生理痛をひきおこします。

受精卵が子宮に着床するのを妨げます。



漢方では、様々な体質により対応していきますが、一例として以下のようなことを考えます。

・腹部の血流が滞ることにより、子宮筋腫や内膜症になります。
血瘀(血流が鬱滞しやすい体質)と捉えて、血行を促進する漢方薬で治療をしていきます。

・ストレスの影響などで気の流れが滞ると、子宮筋腫や内膜症の原因になります。
体の諸機能を調節する肝の機能がスムーズに働かない体質で
肝の機能をスムーズにする漢方薬で治療をしていきます。


・体内にたまった過剰な水分や湿気(=痰湿)により腫瘤(はれ、できもの、しこり、かたまり)になり、子宮筋腫や内膜症になります。
痰湿を取り除く漢方薬で治療をしていきます。


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こんにちは。

前回と同様に、今回も胚移植がうまくいかない時の原因についてあげていきます。

①卵子の異常

②子宮内膜機能不全

③子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症

④卵管因子(水腫)

⑤免疫異常、ホルモン異常

⑥精子の異常

が考えられています。


②子宮内膜機能不全

・内膜の厚さ

内膜は1日に0.5mmのスピードで増殖して着床期に最も厚くなります。

新鮮胚移植の場合は8mm以上、融解胚移植は7mm以上で妊娠率、生産率は維持されることが報告されていますので、
それを基準にして移植を決定しているところもあります。※(Human Reproduction Vol.33,No10pp.1833-1888,2018)


・胚受容能発現

着床には、胚受容能発現が必要です。この発現は、一時的で、胚と内膜の相互作用により成立します。
着床しやすい最適な時期に胚盤胞が着床する必要があります。
それにはエストロゲンとプロゲステロンが重要な役割をします。
一般的にLHサージから7日前後、プロゲステロン投与から5日前後が着床の窓の時期(着床に最適な時期)と言われています。
胚移植のタイミングは12時間ほど着床しやすい時期とずれてしまっただけで胚が着床できないことがあります。
着床の窓を調べる検査(ERA検査)が行われており、それを調べることで適切な時期に移植をし、妊娠率の向上に役立てています。

・子宮内膜ポリープ

ポリープができる原因は、明らかではありませんが、エストロゲンの過剰な働きや妊娠・流産の他、人工授精や体外受精を繰り返す中で細菌による炎症を引き起こしてしまうためと考えられています。

子宮鏡・超音波でポリープの有無を検査し、もしあれば子宮内膜ポリープ掻把術を施して治療します。


上記のことが起こる背景には、

女性ホルモンの影響
子宮内膜の炎症
血行不良
が考えられます。

従って子宮内膜機能不全の場合の漢方の考え方は、
女性ホルモンのバランス
子宮内膜の炎症をとる
血行不良
を改善することです。

女性ホルモンの影響を腎の働きと考え、血行不良を瘀血、子宮内膜の炎症を熱と考えると、

腎をコントロールする漢方や瘀血を取り除く漢方、清熱をする漢方を使用して子宮内膜の機能の改善を図っていきます。


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こんにちは。

今回は、肺移植がうまくいかない時の原因についてあげていきます。

①卵子の異常

②子宮内膜機能不全

③子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症

④卵管因子(水腫)

⑤免疫異常、ホルモン異常

⑥精子の異常

が考えられています。


まずは①卵子の異常について触れていきます。

卵子の異常には、染色体異常ミトコンドリアの低下があります。

染色体に異常のある受精卵は自然淘汰され発育を停止します。

例え胚盤胞まで到達したとしても、染色体異常率は25%が異常を示しているとされています。染色体の異常は、卵子の老化現象です。

卵子は生まれたときから卵巣内に保存されていて、今後一生のうちに新しく作られることはありません。

35歳を過ぎると、卵子の中にある分裂や発育に携わる期間に異常が現れやすくなり、卵子の分割、着床、妊娠はしづらくなります。

ミトコンドリアは、卵子が分裂するときのエネルギーを生みます。年を経るにつれてミトコンドリアの減少や機能低下が核の分裂を阻害して染色体の異常をおこしたり、タバコ・精神的ストレス・大気汚染によって発生する酸化ストレスによりミトコンドリアの機能障害をおこすことがわかっています。

受精卵の染色体異常かどうかを調べる検査に着床前診断(PGD、PGS)があります。
PGDは特定の遺伝疾患の原因遺伝子の異常を診断する検査のこと。重篤な遺伝性の病気や均衡型染色体異常に起因すると考えられる習慣性流産が対象。

一方、

PGSは受精卵(胚)の染色体数の異常の有無の診断を目的とする検査のこと。流産の原因となる受精卵の染色体異常を検出し、流産の確率を下げることができる可能性をもちます。

ただ、着床前診断を受けるためには、日本産科婦人科学会への申請と承認が必要で、実施できる期間も日本産科鵜人家学会が認定した施設のみになります。さらに検査や複数回のカウンセリングがあるために承認までの目安は約半年間かかるといわれています。


治療方法は、現在有効な方法は確率されていません。

まだ研究段階ですが、

老化卵子の核を若い卵子の細胞質内に移植する方法があり、今後の臨床応用の結果が待たれるところです。



漢方では、卵子の老化を腎虚と考えており、機能を高めるために補腎を行います。

良く使われるよく使われる補腎薬は、紫荷車(胎盤エキス)、鹿茸(鹿の角)、亀板(亀の甲羅)などの動物性の生薬がありますのでそれらを他の漢方と組み合わせて服用してもらうケースが多いです。

しかし、補腎だけをしても卵子の老化に対応するのは不十分です。

老化を促進させる原因として活性酸素が挙げられ、それをいかに防止するかが重要になってきます。血流は流れが良いときと悪いときがありますが、この間隔が短いと活性酸素が発生しやすくなり卵子の老化が進みやすくなります。特に夜スマホや運動不足、ストレス過多な生活をする人は老化が早まります。

そのため

血流を悪化させる要因の冷えを取り除き、血流が悪くなる痰湿瘀血を取り除く治療を行うことで活性酸素が発生しないようにすることが必要で、漢方ではそのお役立てができると考えます。

こんにちは。

今回は、体外受精における胚(受精卵)について話したいと思います。

体外受精では、採卵した卵子を精子と体外で「受精」させ、そのあと子宮内に胚(受精卵)を戻す「移植」をすることになります。
一般的に胚(受精卵)はグレード分けをされ、グレードの良いものから移植をしていきます。
そこで、今回胚のグレードは何を基準に決められていくのかを話したいと思います。
胚のグレードは、「形態評価=見た目」からグレードをつけています。
胚の形態評価と妊娠率には関係があり、グレードの良い胚を使用すると妊娠する可能性が高くなります。
胚は、初期胚胚盤胞を状況に応じて移植に使っていきます。
初期胚とは、採卵後2~3日目に採取した胚のことです。
胚盤胞とは、採卵後5日後から着床前の胚を胚盤胞と言います。

初期胚は、分裂した割球の大きさとフラグメントの割合で評価します。良好な初期胚は、分裂した割球の大きさが均一で、フラグメントがないまたは少ない胚です。
※フラグメントとは、胚の中に存在する細胞質が分裂した断片のことです。

一方、胚盤胞は、内細胞塊(胎児になる部分)と栄養外胚葉(胎盤になる部分)の細胞数で、グレードを評価します。細胞数が多くて密な胚はグレードが良好とされます。

形態が良くグレードの良い胚は、染色体異常の割合が少ないと言われています。
そのため、染色体異常の割合が少なければ、妊娠の可能性が高くなることにつながります。

東洋医学では卵の質を良くするには「腎(妊娠をつかさどる臓器)」を強化することが必要です。
ただ、他にも卵子の質が悪い要因はいくつかあり、
卵子の成長のためのエネルギーが不足
体が弱っていて成長に必要なエネルギーを生み出せない
卵子の成長を阻害する要因が存在する
男性の精子の状態が良くない
などが考えられます。

要因は複合している場合がほとんどで、問診や舌診、血流、基礎体温や検査値などを参考にして、体質にあった漢方薬を飲んでもらい、弱っている部分を補っていくと卵子の質を良くしていくことにつながっていきます。

以上です。