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64歳の会社役員の男性。
1年前にすい臓がんが見つかり、抗ガン剤治療をして、がん自体は消失して、よくなったものの、それから体調がすぐれない。
1)食欲の低下2)便の調子が悪く、いつも下痢か軟便で、逆に数日排便がないこともある。3)入眠もよくなく、床に入ってから数時間は眠れないことがある。

抗ガン剤による、胃腸障害がおきている。東洋医学でいう、脾気虚であるので、まずは補気剤の補中益気湯(ほちゅうえっきとう)をエキス剤で1ヶ月飲んでもらう。

1ヶ月後、悪くはないが、やはり便通がよくないという。今まで補中益気湯で良くなるかたが多かったこと、エキス剤での効果に対する不安があったので、煎薬にして、構成生薬を人参はコウジンに変え、黄耆も晋黄耆に変えて、調剤して、当方で煎じて、真空パックの煎薬にして、そのまま飲めるようにした。

1ヶ月で、便通が整い始めて、2ヶ月後には食事に注意さえすれば、毎日程よい便がでるようになり。食欲がでて、普通の生活に戻ることができました。

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漢方薬のエキス剤と煎薬の効果の違いを改めて知らされました。


   



以前から、尿酸値が高く、食事と薬で、治療をしてきたところ、5ヶ月前の検査で、腎機能検査のクレアチニンが正常を超えてきた。

検査表をみせてもらうと、前月1.0だったCr(クレアチン)が1.2に、BUN(尿素窒素)も30mgに上がり、漢方薬でなんとかならないかとの相談。

まずは現在の服用薬を、整理して、降圧劑1種と痛風の薬1種に減らしてもらう。それまでは降圧劑2種、抗コレステロール薬、痛風薬など、4種類の計6種類の生活習慣病薬を飲んでいた。

漢方薬を晉黄耆(しんおうぎ)を主にした漢方薬を粉末薬で、飲んでいただく。

2ヶ月後の先々月になり、Cr値0.9、BUN値20まで下がってきた。その後漢方薬をやめても値は上がらなくなり、また薬が増えないように注意していただている。

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検査値の異常がでても、時間の経過していない場合は漢方薬ですぐ効果がでます。また、多剤服用が腎機能に負担になることが多いので、注意しましょう。


 

 

45歳の主婦。長身・やせ型。

1年前から、首・顔に湿疹ができ、皮膚科で神経性湿疹、あるいは貨幣状湿疹と診断をうけて、治療を続けてきたが治らず。最近はステロイドの内服薬をだされて、知人から危険だから、止めて漢方薬をすすめられた。
皮疹はやや浮腫状に小豆大くらいの紅斑ができている。湿疹用ではないが、診断名から湿潤性の皮膚炎に使う消風散(しょうふうさん)の煎じ薬を調合するが、よくない。次に十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)に越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)を同時服用としても効果が全くない。

次に診断名を無視して、小さいが、膨疹ようになって、皮膚科でいう蕁麻疹様なので、皮膚の状態だけで、皮下の炎症性浮腫が隠れているとみて、桂麻各半湯にしてみたところ、こんどはすぐ効果がでて、2週間で完全に治ってしまった。念のため、あと2週間お薬を飲んでいただいた。

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当たり前だが、漢方薬を飲もうとしている人の病名にとらわれて、薬を決めていけない
皮膚状態からの漢方薬を決めねば効果がでないことを痛感させられた


 


25歳の中国籍の男性

中肉・やせ型

この4月(5ヶ月前から)から、汗をかいたり、強い緊張状態になると、腕・首に500円硬貨大の蕁麻疹がでるようになった(皮膚科では湿疹と言われた)
皮膚科の抗ヒスタミン薬では全く効果がなく、すぐ服用をやめてしまった。

患部は、やや地図状になった赤い丘疹が、首を中心に胸まで広がり、時に猛烈な痒みを伴う。便通はやや便秘ぎみで、睡眠状態や食欲に異常はない。

発汗が蕁麻疹のきっかけになるところから、毛孔を開く働きのあるマオウ・ケイシの入った桂麻各半湯(けいまかくはんとう)を煎薬で、外用としては痒み止めの入った漢方クリームを使わせた。

2週間の服用で、ほぼ発疹は8分程度でなくなり、痒みもなくなったので、以後は体質改善の十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)を併用し、2ヶ月程度で治まった。

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コリン性蕁麻疹はなかなかやっかいな」皮膚病のようです。漢方薬での治療も視野に入れましょう。


     

アトピー性皮膚炎

寺町漢方薬局 (広島県広島市)


41歳の主婦。
子供の時からアトピー性皮膚炎で、断続的に皮膚科で、ステロイド剤を中心に治療をしてきた。

10年前より、結婚してからは特別に皮膚科に通うほど、ひどくはなかったが、1年前に大阪から広島へ転勤してから、皮膚症状の悪化が始まった。

皮膚科に通い始めるも、以前ほど効果が出ない。顔にも皮疹が出るようになり、来局される。

現在の状態は、顔・首・胸・背中の上半身を主体に、毛孔部の膨疹を主体に、紅斑もはっきりしてきている、一部は浸出液を伴い、掻いた痕がたくさん見受けられる。

漢方で言う湿熱と、熱毒上擾証(顔面紅皮症)とみて、皮炎湯(ひえんとう)の煎じ薬に、黄連解毒湯のエキスを組みあわせた処方に、外用薬は生薬のオウレンを主成分にした軟膏を。

途中、黄連解毒湯を消風散の散薬に変更しながら、夏前まで2ヶ服用し、顔面の紅斑や滲出液も治まり煎じ薬を、体質改善に荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)へ変更し、その後2ヶ月になるが、再発をみていない。

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もう少し継続して、完全によくなるように願っている。


   

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