過敏性腸症候群に漢方薬
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
中肉・中背 数年前に結婚後からの軟便・下痢に悩まされる。はじめは食事の関係と疑い、注意して みたが治らない。市販の胃腸薬を試すが変化はなく、消化器科に受診するが、どれも 思わしくなく、最後に安定剤を出されてやめてしまった。 知人に紹介され来局する。 現状のじょうたいは、下痢・軟便と便秘を交互に繰り返す状態になる。腹痛もあり、ガス の貯留が多い、食後が苦しく、夜間は起きることはほとんどない。 これに理気剤である桂枝加芍薬湯とお腹を温める働きのある大建中湯を合方して 煎薬にて調剤して、服用してもらう。 麦芽糖が入って飲みやすいので、一気に2週間服用するうち、お腹の状態を忘れる まで改善した。 |
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更新日: 2024/04/16 |
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