46歳の主婦
3年前から生理不順になり、1年前からは生理痛がひどく、痛みどめを飲むようになり
ました。半年前に婦人科検診で、子宮に3ヶ所筋腫を指摘され、ホルモン剤での治療
をしたが、合わないのか、飲むと気分が悪くなり、下血するので、漢方薬の服用を希
望される。
本人の体格は、中肉中背で、食欲や睡眠に異常はありませんが、尿が筋腫にためか
回数が多く、1週間に1回のきつい便秘があります。
1)生理周期は20日から30日で安定しない。
2)生理日数は5日間、
3)1日目と、2日目は激しい腹痛を伴い、必ず鎮痛剤を服用する。
4)体のいたるところに打撲したような瘀血(うっけつ)があります。
そこで、子宮内の瘀血をとる目的で。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)に土鼈甲(どべっこう)、我朮’(がじゅつ)を加
えて、煎薬にして服用。
しかし、次の生理でも生理痛が軽減しないんので、さら駆瘀血作用の強い通導散(つう
どうさん)を煎じ薬にして、生理時には、止血目的で田七ニンジン末を併用することに。
すると、便が軟らくなるものの、生理時の痛みが非常に楽になり、続けて服用する
と、体にあったあざのような瘀血がなくなり、また、婦人科の検査では以前より筋腫
の状態が小さく、よくなっていた。現在では生理周期も30日できちんとあるような
り、生理痛は全く消失して服用中です。
漢方薬でも、きちんと服用すると、それなりの効果があります。手術になるまえに。
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32歳の会社員。
小児時代にアトピーの治療経験あるが、以後皮疹の出現はなく、 現在に至ったが、 1ヶ月前に首に小豆大の皮疹がでてきた、。数日後皮膚科に 受診すると、湿疹と言われ、ステロイドの軟膏塗布した。 あまりよくならず、他に皮膚科に受診すると、今度はアトピー 性皮膚炎といわれ、内服のステロイド錠がでて、びっくりして らい局する。 ![]() 腹・臀部に毛孔性の皮膚炎があり、ざらざらして一部 は紅班になっている。ところどころ掻破痕もある。 炎症がおこってから、まだ日がたっていないことと、上記症状 より越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)の煎じ薬にする。 5日程度で紅班はなくなり、2週間後には毛孔部の浮腫も なくなったが、連服希望により。十味敗毒湯をエキスで で飲んでいる。 とにかく、なんでも、早く対応すると、漢方薬もすばらしく効きます。 |
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更新日: 2011/11/18 |
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5歳の男性。はじめは、体のかゆみのために来局。漢方薬を服用して、数カ月で楽に
なったとき、健康診断でクレアチニンの値が2・5と判明しました。 本人の体格は中肉中背、やせ型で血圧がやや高く、血圧を下げ脂肪を減らす薬を 服用しています。便秘がちで便通は3日に1回程度。尿が近く夜間に3回ほど起きる こともあるとのこと。 そこで、腎機能の低下を防ぐ黄耆(おうぎ)と 八味地黄丸(はちみじおうがん)を組 み合わせて煎じ薬で服用してもらいました。 飲み始めて半月後、体にかゆみが出てきたので、かゆみが起きないように黄耆を 晋耆(しんぎ)に変えて、さらに便通を改善し、腎機能の低下を防止する大黄(だいお う)を加えて服用してもらいました。 1カ月後の検査では、クレアチニンが2・2になり、前回より0・5低下。同時に便秘も 解消。半年ほど続けて服用してもらいましたが、クレアチニンの数値は2以下に下が らないので、低タンパク食に変えてもらったところ、数値が下がり始め、半年後の数値 は1・6に。3年後の現在は、1・5前後で安定しています。 このように、漢方薬で、かなりの効果を上げています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご相談は下記メール・ファクス・電話でどうぞ 電話は午後からのほうが、ゆっくり相談できます。 メールアドレス: info@teramachi-kanpou.jp ファックス番号: 082-291-2293 電話相談: 082-291-2211 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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更新日: 2011/11/10 |
乾燥するアトピー性皮膚炎
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
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38歳の主婦。
10ヶ月まえより、当薬局の漢方薬を服用していて、夏前までは、下肢を除く、全身の 紅班、炎症、掻破痕、、浸出液で悩まさていたが、秋になり、皮膚の炎症状態は落 ち着いてきた。とろが、今後は徐々に皮ふの乾燥による痒み、落屑、に悩まされる ようになった。 ためしに、皮膚粘膜を潤す養胃湯を煎薬にて服用してもらうことに。 なかなか、良くならなかった皮膚乾燥による亀裂までできていた パサパサの皮膚が、3週間の服用で見違えるほど回復し、いまでは、 ほぼ正常状態になる。 アトピーなどによる皮膚乾燥、かゆみ、落屑には陰虚に 対応する保湿系の漢方薬が有効です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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更新日: 2011/11/08 |
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32歳のOLさん
5年前より、額に吹き出物ができて、それが治療をしていても 徐々に、吹き出物のできる場所がかわってきて、 現在は顎ラインと口周囲に、小さい吹き出物ができて、治らない。 口周囲の吹き出物に使う半夏写心湯(はんげしゃしんとう)と 解毒作用のある十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)を併用する。 2週間後には、あまり変化はないが、新生する吹き出物が なくなる。 それから4週間後、口周囲の吹き出物はほぼなくなるが、顎の ラインが、やや大きな吹き出物で残ったような状態になった。 漢方薬を清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)に変えて、服用 を試みた。すると、2週間もしないうちに、患部が乾燥し、落屑 して、そのまま治ってしまった。 効くときは、このように早いことがあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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更新日: 2011/10/28 |
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