2ヶ月まえに、PET検査で乳ガンから肺がんへの転移がわかったが、その治療
方針が決まらず不安になりらい局する。
本人の体格は、小柄でやせ型。食欲のなく便秘気味で、体がだるいのか、常に横
になっていることが多い。検査結果が良くなかったためか、、当たり散らすなど、興
奮してイライラしている。
舌の状態は、黄色い地図状の舌苔があり、また、口の乾き・のびせ・身体のほて
りなど陰虚の症状がはっきりしているので、
補陰作用のある左帰飲(さきいん)での煎じ薬を服用してもらう。2日ほどで、
薬の味が悪いので、本人が飲まなくなった。そこで、飲み薬の左帰飲の散薬を作
り、免疫力をつけ、さらに牛黄(ごおう)を併用して、心・肝臓の機能をあげことにし
ました。また牛黄には増血効果もある。
すると、服用後には日増しに食欲も増てきて、寝付くようなことはなくなり、家事
も自分で積極てきにするようになった。その後、免疫力が高まったためか、2ヶ月
後のMRIの検査では肺のガン。の影が消えており、予定していた、抗ガン剤や
放射腺照射による治療をしなくてよくなった。

もちろん、これらの漢方薬で、直接抗ガン効果があったわけではないのですが、
身体細胞の免疫力をあげることで、何かの反応はあるようです。
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