86歳の男性。
普段の会話は反応は遅いが、特段異常はない。時間が経つとその記憶があいまいになり、話がかみあわないなって、怒りだしたりする事がある。食欲、眠りが浅く毎晩2・3回途中覚醒があり、胃腸は弱く便がいつも柔らかく、下痢しやすい。また夜間尿が多い。気管支が弱く、すぐ風邪をひいて咳が長く残る事が多い。
胃腸と精神的に弱い感じから、心脾両虚ととらえて。神経を安んじて、胃腸の機能をはかる帰脾湯(きひとう)を煎じ薬にて、飲んでいただく、また出来るだけ外出して、頭に刺激を与えるようにした。

すると、徐々にまず風邪をひかなくなって、元気になるとともに、日常の行動が積極てきになり、新しい習い事も始め、家族から認知ようの状態が見られなくなったといわれる。
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本格的な認知症になる前に、漢方薬の使用も良いのかもしれません。
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