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65歳の女性、

小児時代から、20歳まで、喘息にて治療を続けた経験がある。

6年前から、咳が止まらなくなり、受診したところ、肺気腫といわれた。

以後、咳止めを中心に、高麗人参やタヒボ茶、なども試してきたが

あまり、咳のほうは変わらなかった。


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 朝、起床後や、運動後には特に咳がでて、痰が出ると楽になることを

 1日10数回もある。食欲や睡眠に異常はないが、白黄色の舌苔があり

 身体に、この場合は肺に湿熱があることがみてとれる。


生活に極端な支障はない状態なので、

   苓甘姜味辛夏仁湯(れいかんきょしんげにんとう)の煎じ薬に、
   補助として、人参養栄湯(にんじにょうえいとう)のエキス剤を使い、体力・気力をつけるようにし、
   併用してのんでいただく。



2週間後では、特に症状(咳)に変化はなかったが、4週間後では、
咳の回数・程度が楽になってきた。つぎの4週間で、食欲がより出
てきた。そして初めから3ヶ月後には、咳が全くでなくなった。しかし、
激しい運動は避けるように指導して、服薬中です。 

 

 

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貨幣状湿疹・・・

寺町漢方薬局 (広島県広島市)



3年前からの湿疹で、皮膚科では貨幣状湿疹の診断をうけ、ステロイドの外用薬を

中心に治療してきたが、一時改善のきざしがあったものの、その後は軟膏を塗れば

一時てきに皮膚はよくなるが、すぐ紅班・炎症を起すようになり、このままでは治ら

ないのでないかと不安になり、来局される。

両腕と腹部から脇にかけて、500円硬貨くらいの丸い湿疹があり、皮膚は苔癬化して

いる部分と、掻いて、傷になり、浸出液がでている部分が混在している。




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このような複雑な皮膚状態には、消風散(しょうふうさん)を煎じ薬で試してみたが、2

週間の服用で全く皮膚に変化がないので、次回は

  十味敗毒湯に越婢加朮湯を混合したものを、やはり煎じ薬にして飲んでもらう。

  外用は、独自の漢方軟膏を保湿の目的に、タイツ軟膏を浸出液のでている部分

  に塗り、ガーゼで固定させていただいた。

すると、始めの2週間はあまり変化がなかったが、1ヶ月治療をするうちに、湿疹の大

きさが小さくなってきた。炎症・紅班がなくなってきたので、

  漢方薬を桂枝茯苓丸加ヨクイニンと十味敗毒湯に切り替え、軟膏をオウレン軟膏

  に変えて、苔癬化した部分の正常化をはかった。


一気にはいかなかったが、それでも3ヶ月ほどで、ごく小さい紅班がある程度まで、改善

してきた。

 

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3年前の春に、顔の紅い皮膚炎ができて、皮膚科でみてもらいと、脂漏性皮膚炎

といわれて、軟膏をもらい夏まで治療をして治ったことがあった。

この4ヶ月前から、また、顔面の紅班がひどくなり、やはり同じ皮膚科に受診した

ところ、ロコイド軟膏・ニゾナール軟膏。ビタミンB・Cなどをもらったが、今度は

逆に悪化してしまった、その後より強い最高ランクのステロイドになり、不安に

なり、漢方薬を希望されて来局する。

 中肉・中背で、顔の両面に、紅班と毛孔性の皮疹、また吹き出物の混在して

 いる状態で、眼瞼に症状はなく、痒みはないがほてりがある。


これに、定番の体質改善薬の十味敗毒湯(じゅみはいどくとう)を煎じ薬で、火照り

・紅班に対応する漢方薬の黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を散剤で飲んでもらう

ことにした。

まず2週間の服用で、ほてり・紅班が楽になってきて、さらに2週間分持って帰った。

その後来局がなかったが・・・

それから、半年過ぎたころにフラッと表れて、以前の顔の漢方薬が欲しいという。

  聞いてみると、あれから、ほとんど症状がなくなり、そのままのしていたら、

  ここ1ヶ月前から、同じようになる感じがして、不安になり、漢方薬を求めて

  きたとのことでした。

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 こちらの思うようには、漢方薬をきちんと、飲んでくれないこともたくさんあります。

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数年前から、花粉症にかかり、毎年初夏まで、

 鼻水・クシャミで悩まされてきた。抗ヒスタミン剤を耳鼻科でもらったり、ドラッグストアー

 で、買っては飲んでいるが、眠気がひどくなり、仕事にも支障がでることが多かった。

 眠気のでない薬を求めて、来局される。


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   症状は、毎日起床時から昼前まで、くしゃみ・鼻水・眼の紅班と痒みで、鼻紙が

   放せない状態が続き、花粉が多い日は1日中、症状で悩まされることがある。

 アレルギー性鼻炎によく使う小青竜湯(しょうせいりゅうとう)に鼻炎体質改善の荊芥

 連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の併用をお薦めした。

 1ヶ月後には、かなり鼻炎症状が楽になってきた。そこで、荊芥連翹湯のみして、続

 けた。しばらくして、ほとんど症状がでなくなり、薬を止めたが、翌年は症状がでなく

 なった。

 

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73歳の男性、

1年前から、徐々に左膝関節に痛みを感じるようになった。始めは整形外科にて、
シップ薬や痛みどめをもらい治療をいていたが、半年経っても効果が見えずに、

来局される。

左膝が、立ち上がり、階段を下りる時や、歩きはじめに痛むという。また膝関節部に
水が貯まっていて、2週間に1回、貯まった水を抜いている。抜くと痛みは一時てき

に楽になるそうです。



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小柄、やや肥満傾向

膝関節の痛みによく使われる防已黄耆湯を、手間のかからないエキス剤で始めた。
初めは良いようだったが、ほとんど、痛みに変化はない。そこで、防已黄耆湯の煎

じ薬
に変更したところ、すぐ効果が表れた。翌週の整形の診察で、膝関節の水の
貯まりがなくなっていた。すると、痛みにも効果が表れてきた。

都合、半年ほどの服用ですっかり良くなってしまった。

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 よくあることですが、煎じ薬にすると、効果の劇的な変化をみることがあります。

 

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