
2年前に、親戚間のいざこざから、気分が悪いと云い出してから、急に物を言わなくなって、1日中寝込むようになった。家族が心療内科に連れていったところ、うつ病といわれ、治療をj始めた。


始めは、そこそこ出されるお薬も効いていたが、本人が新薬をいやがるようになり、来局される。
御主人によると、悪いときには、1日中物を言わなくなり、ふさぎ込んでいて、頭が重たいとか、肩こり、不安感を訴えて、倦怠感・無力感があるとのこと。また軟便傾向が続いていて、食欲もなく、むりやり食べさせている。

体つきはやや肥満体で、一見は健康そうである。
胃腸の機能低下の脾虚(ひきょ)、無力・倦怠感の強い心血虚(しんけっきょ)に使う加味帰脾湯(かみきひとう)を煎じ薬にして、服用してもらうと、1週間の服用で、御主人もびっ
くりするくらいに、お話をするようになるとともに、今まで全く興味をもたなかった家の中の掃除を毎日、こまめにするようになった。

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いつまで、この効果が続くかはまだわかりませんが、漢方薬で効果が上がる事があります。
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