
幼児のころから、アトピーにて、治療を繰り返していた。
半年前の夏から、全身時に下半身に、毛孔部が膨れて、一見は蕁麻疹の一種である痒疹のようになった。

皮膚科の薬は、抗生剤・ステロイド・抗ヒスタミン剤・抗アレルギー薬で外用はないが、ほとんど効果がないとのことなので、
下半身の身側に、小さい盛り上がった丘疹が多数できている。一部には水疱し化膿している箇所もある。猛烈な痒みが襲うことがある、特に夜間が痒い。
アレルギー体質改善の十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)に毛孔部の浮腫と化膿を目標に越婢加朮湯を加えて煎じ薬にした。
夜間に掻いてしまう場所には、ガーゼで包帯をすることで、掻くことによる皮膚へのダメージを最小限にした。
すると、2週間で、丘疹の数が減ってきた。4週間後には、痒みもなくなり、ガーゼの包帯もしないくても良くなった。

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アトピーとはいえないような皮膚状態ですが、漢方では、病名でお薬を決めるので
ないので、治療に病名はあんまり関係がないようです。
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