
20年来の、顔面・上肢のアトピーが半年前の夏から、漢方薬をのんで、皮膚状態が落ち着いていた。
ところが、会社の人事異動で、心身の疲労が溜まったところに、杉花粉によって、一晩で、顔面の浮腫、ほてり、紅班が、一気におこり、外も出られない状態になった。
症状を聞いて、宅配することにした。

顔は浸出液もあるので、消風散(しょふうさん)に黄連解毒湯(おうれんげどくとう)の煎じ薬にして、顔面には中黄膏を厚くぬることにした。3日ほどで、顔の紅班は引き始め、シワ状になり、落屑してきた。
以後は内服は同じ漢方薬を、塗薬は紅班部にはタイツ軟膏、それ以外は紫雲膏をぬり、外出時はより弱いクリームを塗布してもらい。2週間ほどで、一時悪化した皮膚は落ち着いてきた。

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