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認知症の問題が、最近多く取り上げられ、またかなり高年齢者が増えたきためか、実際にも多く見られます。病名がついて、治療もしている方以外に、病状が軽いのか、単なる記憶忘れなのかわからず、家族は治療してほしいが、本人にその気がなく治療をしようとしないケースも多いようです。

86歳の男性。

普段の会話は反応は遅いが、特段異常はない。時間が経つとその記憶があいまいになり、話がかみあわないなって、怒りだしたりする事がある。食欲、眠りが浅く毎晩2・3回途中覚醒があり、胃腸は弱く便がいつも柔らかく、下痢しやすい。また夜間尿が多い。気管支が弱く、すぐ風邪をひいて咳が長く残る事が多い。

胃腸と精神的に弱い感じから、心脾両虚ととらえて。神経を安んじて、胃腸の機能をはかる帰脾湯(きひとう)を煎じ薬にて、飲んでいただく、また出来るだけ外出して、頭に刺激を与えるようにした。


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すると、徐々にまず風邪をひかなくなって、元気になるとともに、日常の行動が積極てきになり、新しい習い事も始め、家族から認知ようの状態が見られなくなったといわれる。

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  本格的な認知症になる前に、漢方薬の使用も良いのかもしれません。

 

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酒皶様皮膚炎、以前は酒皶(しゅさ)といったり、酒皶鼻(しゅさび)といったりしていて、以前は飲酒によるものが多いが、近年では、外用ステロイドの副作用や、ある種のかぶれにより毛細血管拡張がおこり、皮脂分泌がさかんになって、毛孔部が膨れて丘疹や膿疱を作るようになります。それが拡大・癒合して、紅鬼状の顔色になる。

酒皶様皮膚炎の原因や、顔の皮膚の状態によって、漢方薬を使い分けます。

ステロイド酒皶の場合は、補腎薬の六味地黄丸(ろくみじおうがん)を基本に、清熱薬の黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、アルコール性の場合は、葛根紅花湯(かっこんこうかとう)を、顔に毛細管の拡張が顕著な場合は、桂枝茯苓丸加ヨクイニン、通導散(つうどうさん)などが使われます。

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45歳の主婦。3年前に化粧かぶれから顔にステロイドの軟膏をぬってきた、次第に顔の赤味がひどくなり、強いランクのものを使うようになった。それでも効果がだんだんなくなってきたので、ぬるのを止めた所、紅い吹き出物がでて困窮した。

患部は眼瞼から両頬に丘疹と毛細血管の拡張がみられ、顔のほてりが強く熱感もある。顔全体が浮腫んでいる。そこで、ステロイドの長期使用によるステロイド酒皶とみて、補腎薬の六味地黄丸に、顔面のほてりをとる黄連解毒湯を勧めた。

3ヶ月の服用で頬部のほてり、熱感、紅班はいずれも軽く、薄くなった。次に、毛細血管に対応する桂枝茯苓丸加ヨクイニンを加えたところ、両頬の毛細血管の拡張も徐々に目立たなくなり、約3ヶ月で薬を止めた。

口周囲の吹き出物

寺町漢方薬局 (広島県広島市)

漢方薬局には尋常性痤瘡(にきび)の相談は比較的多く、相談にみえられます。毛孔に対して男性ホルモンが働いて、面皰ができることで、痤瘡(にきび)ができます。ニキビ桿菌、さらにブドウ球菌などによって膿疱ができてきます。慢性に経過したニキビは、抗生剤より漢方薬のほうが効果が出ることが多いようです。
痤瘡(にきび)の状態に応じて、漢方薬種々変えることが、治療効果を上げるうえで大事になってきます。
口周囲にできる痤瘡(にきび)は、で、胃腸が悪いために、熱が上に上がって痤瘡(にきび)を引き起こすと考えて、お薬を選びます。
脾胃不和証(口囲・下顎型)の漢方薬は当然、脾胃の熱をとることで、尋常性痤瘡(にきび)を改善します。

  29歳のOL。小柄、やせ形。

10年来でていたが、特に半年前から特に増えてきた。ゴマ粒大から小豆くらいの紅い吹き出物が10ヶ所くらい。痒みが多少あ  る。生理周期、日数に異常はないが、排卵痛が2・3日ある。舌に苔はないが、やや湿った状態(湿証)。

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この状態に胃腸薬の二陳湯に、排膿の排膿散及湯を合わせて。煎じパックにして飲んでいただいた。更に排卵痛を目的に導散(つうどうさん)をエキスで併用する。

都合、3ヶ月ほどの服用で、軽度の瘢痕を残し、治った。

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漢方薬はその状態(この場合は皮膚面)に合わせて、薬を使い分けます。

 

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今月に腎臓機能の働きが悪い例に漢方薬を使ってよくなった例を出しましたが、また良くなる服用ケースがありました。

61歳の会社員。中肉・中背

長年の食事の片よりからか、会社の健康診断で、腎臓の働きの低下、中性脂肪、悪玉コレステロール値が高いと指摘をうける。油系の異常に対応する薬はあるが、腎機能の低下は様子を見るしかないと言われた。

尿検査や、排尿回数や排尿時の状態に特別な異常はみないので、腎機能低下の防止だけを目標に漢方薬を飲んでいただく。

  十薬、山帰来、黄耆など加えた漢方薬の煎じ薬を飲んで、2ヶ月後の検査では

     クレアチン値(正常値~1.1)は1.17→0.83に、中性脂肪も280→215へ、
     LDLも205→150


   に改善した。一度悪くなった腎機能の低下は良くならないので通例ですが、早めの
   薬はよく効きます。

   しかし、健康を維持するには、食事内容の注意・睡眠時間の確保・軽度な運動・定
  期的な休息が必要です。

   この当たり前の事が大事になってきます。

 

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乳幼児ころから、大人にまでアトピーを持ち越す場合がほとんどで、大人になってからアトピー性皮膚炎になるケースは少ないようです。
今回の例も、子供のころ治っていたアトピーが、あるキッカケで再発したものです。

治まっていた皮膚炎が、外的なものでは、黄砂、PM2.5、家のほこり、化学薬品があります。また内的ものではストレスや、食べ物がそれに当たります。人によっても違うし、同じ人でもその時その時で、悪化するキッカケは変わるようです。

55歳のパートの主婦。中肉・中背

幼稚園ころに始まり、小学生高学年ころには、治まっていたアトピー性皮膚炎の症状が、会社のビルの外壁工事をキッカケに再発した。すぐ、皮膚科で、抗ヒスタミン剤、ステロイドの外用にて治療を開始したが、徐々に悪化ぎみになり、子供のころに漢方薬を飲んでことを思い出し、来局される。


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皮膚の状態は、ステロイド薬のためか、紅班や炎症はそれほどではないが、患部はほぼ全身で、皮膚乾燥と搔いた痕跡が肝斑になっている。皮膚の潤いの改善と痒みを目的に、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を煎じ薬で飲んでいただく。
はじめは良かったが、あまり皮膚面の変化がなくなった、そこで、下半身のほうが(大腿部)皮疹の程度がひどいので、竜胆写肝湯(りゅうたんしゃかんとう)に変えてみた。外用薬はシコン・トウキの入ったクリームを使用、するとこの漢方薬が良く効いて、じょじょに改善して半年ほどで皮膚はきれいになった。

 

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