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45歳の主婦。長身・やせ型。

1年前から、首・顔に湿疹ができ、皮膚科で神経性湿疹、あるいは貨幣状湿疹と診断をうけて、治療を続けてきたが治らず。最近はステロイドの内服薬をだされて、知人から危険だから、止めて漢方薬をすすめられた。
皮疹はやや浮腫状に小豆大くらいの紅斑ができている。湿疹用ではないが、診断名から湿潤性の皮膚炎に使う消風散(しょうふうさん)の煎じ薬を調合するが、よくない。次に十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)に越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)を同時服用としても効果が全くない。

次に診断名を無視して、小さいが、膨疹ようになって、皮膚科でいう蕁麻疹様なので、皮膚の状態だけで、皮下の炎症性浮腫が隠れているとみて、桂麻各半湯にしてみたところ、こんどはすぐ効果がでて、2週間で完全に治ってしまった。念のため、あと2週間お薬を飲んでいただいた。

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当たり前だが、漢方薬を飲もうとしている人の病名にとらわれて、薬を決めていけない
皮膚状態からの漢方薬を決めねば効果がでないことを痛感させられた


 


25歳の中国籍の男性

中肉・やせ型

この4月(5ヶ月前から)から、汗をかいたり、強い緊張状態になると、腕・首に500円硬貨大の蕁麻疹がでるようになった(皮膚科では湿疹と言われた)
皮膚科の抗ヒスタミン薬では全く効果がなく、すぐ服用をやめてしまった。

患部は、やや地図状になった赤い丘疹が、首を中心に胸まで広がり、時に猛烈な痒みを伴う。便通はやや便秘ぎみで、睡眠状態や食欲に異常はない。

発汗が蕁麻疹のきっかけになるところから、毛孔を開く働きのあるマオウ・ケイシの入った桂麻各半湯(けいまかくはんとう)を煎薬で、外用としては痒み止めの入った漢方クリームを使わせた。

2週間の服用で、ほぼ発疹は8分程度でなくなり、痒みもなくなったので、以後は体質改善の十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)を併用し、2ヶ月程度で治まった。

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コリン性蕁麻疹はなかなかやっかいな」皮膚病のようです。漢方薬での治療も視野に入れましょう。


     

アトピー性皮膚炎

寺町漢方薬局 (広島県広島市)


41歳の主婦。
子供の時からアトピー性皮膚炎で、断続的に皮膚科で、ステロイド剤を中心に治療をしてきた。

10年前より、結婚してからは特別に皮膚科に通うほど、ひどくはなかったが、1年前に大阪から広島へ転勤してから、皮膚症状の悪化が始まった。

皮膚科に通い始めるも、以前ほど効果が出ない。顔にも皮疹が出るようになり、来局される。

現在の状態は、顔・首・胸・背中の上半身を主体に、毛孔部の膨疹を主体に、紅斑もはっきりしてきている、一部は浸出液を伴い、掻いた痕がたくさん見受けられる。

漢方で言う湿熱と、熱毒上擾証(顔面紅皮症)とみて、皮炎湯(ひえんとう)の煎じ薬に、黄連解毒湯のエキスを組みあわせた処方に、外用薬は生薬のオウレンを主成分にした軟膏を。

途中、黄連解毒湯を消風散の散薬に変更しながら、夏前まで2ヶ服用し、顔面の紅斑や滲出液も治まり煎じ薬を、体質改善に荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)へ変更し、その後2ヶ月になるが、再発をみていない。

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もう少し継続して、完全によくなるように願っている。


   

88歳の女性。小柄。やせ型。

8年前から、心不全にて、治療を続けている。
このたび、4ヶ月前から、左下肢の大腿部のむくみがひどくなり、強心利尿剤などをあれこれ試すも効果がなく、娘に伴われて来局する。

確かに、左大腿部が右と比べて1.5倍も太くなっている。身体の動きは特別に支障は感じられない。血圧も正常値にコントロールされている。

はじめは、左だけなので腹部内臓器に於血があると考えて、通導散(つうどうさん)と下半身のむくみに使う猪苓湯(ちょれいとう)をエキス剤で併用していただく。しかし、2週間の服用で、むくみに変化なく、また胸水もあるといわれている。

そこで、強心利水剤の木防已湯(もくぼういとう)と、通導散(つうどうさん)の組み合わせに変更して、服用していただいた。

こんどの2週間の服用では、大腿部のむくみが半減し、身体の動きも楽になり、喜んで、本人がわざわざ薬をとりにきた。

その後、服用すること1年になるが、ますます元気にしています。
          

   


中肉・中背

5年前からお腹にガスがたまってつらい。病院では過敏性腸症候群といわれ、安定剤をもらうも効果がなく、以後治療はしてきていない。

不思議なことに、ガスがたまって、おならがよくでるが、お腹の張りは全くないという。食欲はあり、便通はやや硬く、毎日はないがつらくはないという。

はじめは、IBSとして大建中湯(だいけんちゅうとう)、と桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)の合方をエキス剤でのんだが、2週間の服用で、効果がないという。そこでお腹の張りはないが、腸筋肉の緊張をほぐす目的で、桂枝加芍薬湯に、小承気湯(しょうじょうきとう)を加えて、飲んでいただく。

すると、お腹の張りがなかったのが、飲みだしてからお腹が張る自覚がでて、しばらくすると、ガスがたまらなくなり、おならも出なくなった。さらにお腹の張りは治り、30日後には、漢方薬をやめても、お腹の異常はなくなって、喜んでいただいた。

小承気湯の中のキジツ・コウボクが気を発散させた結果、ガスの除去に効いたようです。


 

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