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61歳の主婦。


4年前に、両手掌・両足蹠の水疱・膿疱を主とする皮膚炎の掌蹠膿疱症を、始めはタイツ軟膏とビオチン散、漢方薬は、初めは温清飲(うんせいいん)、後に温経湯(うんけいと

う)で、治したことのあるかたが、1ヶ月前から再発したと、来局された。

現状の皮膚状態を、お聞きして、観察すると、

   両手の掌に、小さい水疱が多くできているが、足の蹠には今回まだ出てきていないようである。痒みがあり、無意識に掻いた掻破痕もあり、皮膚面が乾燥により落屑している箇所も多く、見られる。

 まだ掌蹠膿疱症としては初期段階の、風湿熱証なので、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)に温経湯(うんけいとう)を合わせて、まずはエキス剤にて、飲んでもらう。すると

2週間の服用で、あらかた水疱はなくなり、4週間で、掻破痕を落屑による痂皮もほとんど、消失してしまった。

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  エキス剤の漢方薬でも、軽い初期の状態だと、劇的に効くこともあります。

 

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63歳の会社社長



10年来、両掌と指掌部に小さい水疱ができては、痒みを起こし、掻いて破れては、その跡に痂皮ができては治り、また水疱ができる事を繰り返してきた。

一時は皮膚科で治療をするが、最高ランクのステロイド剤をつけて、その副作用で、手の皮膚が薄くなり、少しの刺激で、皮膚が裂けるようになって、あわてて止めた経緯もある。

現在は両手掌に、やはり水疱がある。掻破痕の多数見られて、悪いと思いながら、ステロイドの軟膏をつけてきた。

他に成人病などの、薬を飲んでいない事を確認して、

   十味敗毒湯に越婢加朮湯のエキスを仕事上忙しいので、飲んでもらい、外用には漢方薬系軟膏を毎日、寝る前に塗って、ガーゼで覆うように指示する。

初めの1~2週間目までは良い感じに皮膚がなってきたが、また悪化してきた。その後、消風散エキス、皮炎湯合苦荊散エキスなどを、使うが一向に変化が見えない。やはり、煎じ薬にすることに、ちょうど、生薬自動煎じ器を薬局に導入したので、これで十味敗毒湯の煎薬をつくり、飲んでもらう。

1週間で、水疱が消えてきて、2週間でほぼ治まった。その後1ヶ月になるが、水疱・紅班は全く出なくなった。

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   時々、思うことですが、漢方エキス剤、今のままでは、効かないとはいわないが
   煎薬にすると、全く違う効果がでるのは意味がないのでは、エキス剤では漢方
   薬を飲んだ事にならないのでは


 

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67歳の会社社長

1年前から、両手掌に小さい水疱ができだして、痒みがあり、つい掻いていたところ、徐々に両腕上部にもひろがってきた。皮膚科にもいかずにいたが、さすがに心配になり

来局される。


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見ると、両掌部に多数の、一部化膿しているような水疱が多数できている。毛孔部の化膿もあるので、皮膚炎はもとより、吹き出物にも使う十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

に越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)を加えて、忙しいので、顆粒エキス剤として飲んでもらう事に。患部には漢方薬の軟膏もつけてもらう。

すると、わずか1週間で、毛孔部の水疱が減ってきて、化膿も治まった。しかし、なぜだか徐々に効果がなくなり、また毛孔部に発疹ができだした。

そこで、漢方薬の内容を消風散(しょうふうさん)、皮炎湯(ひえんとう)などに、変えてみたが、やはり効果はない。もういちど患部の状態をみると、毛孔部の化膿と浮腫、紅班

があるので、やはり十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)は合っていると思われ、こんどは煎じ薬として飲んでもらう。

すると、こんどはすぐに効果がでるだけでなく、徐々に皮疹は改善されて、1ヶ月半ほどで、キレイに治った。

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   煎じ薬とエキス顆粒剤の効果の違いを、再認識された例でした。

 

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高齢者の高血圧。

寺町漢方薬局 (広島県広島市)



81歳の一人暮らしの主婦。

10年以上前から、高血圧と高コレステロールの診断で、毎日降圧剤やスタチン製剤を飲み続けてきた。

ところが、ここ9月に入って、雨が続いてから、午前中でかけようとすると、身体がふらふらする。


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家の血圧計ではかってみると、上が100位で、下の血圧は70くらいしかない。かかりつけのドクターに電話をしても、そのまま飲み続けないといけないと言われ、どうしたものかと相談にみえられた。それ以前の上の血圧は120程度しかないので、

虚証の高血圧のかたにつかう七物降下湯(しちもつこうかとう)の煎じ薬を渡して、一時降圧剤は止めてもらった。

翌日の血圧は120、翌々日も125・・1週間後でも120しかない。本人もびっくりして、降圧剤の投与を止めてもらった。この効果は漢方薬のせいではないかもしれないが、漢方の血圧の薬をのむことで、ただ降圧剤を止めるより、安全なようです。

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 高齢者には漢方薬の利用が欠かせないのでないでしょうか?

 

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73歳の男性



健康診断で、高血圧を指摘され、近医にて降圧剤を服用中の男性。


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しかし、薬を服用した方がかえって、体調がよくなく、立ちくらみや身体の動揺感を感じるようになり、不安感がでて、相談にみえられる。

そこで、血圧を家で、1日に数回測定してもらい、その結果以下のような事が・・・

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寝る前118・70

朝起きた時 160・90

朝9時130・82

昼2時、120・70

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  朝、起きたときは高いものの、その他の時間の測定値には異常は認められない。自律神経が血圧に関係しているので、本人と相談のうえ、降圧剤は就寝前のみにして、

他の時間には漢方薬の柴胡加竜骨牡蠣湯と苓桂朮甘湯にしてもらう、はじめは煎じ薬で、のちにはエキス剤で続けた。

すると、じょじょに血圧はおちついて、最高が120~140、最低血圧が85~70程度になり、もちろん立ちくらみや身体動揺感・動悸などの自覚症状も出ていない。

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  血圧の測定では、時間帯によつてずいぶん血圧の値も違うので、必ず1日数回は測定しましょう。 すると、たかが最高血圧、最低血圧、脈拍だけでも、いろいろな事がわかってきます。

 

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