
春に風邪をひいてから、すぐ熱・悪寒は治まったが、その後なかなか咳がとれないので、咳止めを市販薬を含め、いろいろ試すが、一向に咳がとれないでいた。
会社の同僚から、漢方薬を試したらとすすめられる。


はじめの風邪から、1ヶ月半が経過してきていて、症状は
咽喉が、少し痛く、動くととやや激しい咳がでる。もちろん熱・悪寒もなく、食欲・便通に異常はない。時に夜中の連続的咳で眠れない事がある。

痰が少ないこと、慢性に経過して、連続的な咳で、熱がないことなどから、肺の気虚と考えて、麦門冬湯(ばくもんどうとう)合、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)の煎じ薬を作って、お渡しした。
7日間で、じょじょに咳がなくなり、咽喉の不快感もなくなって、ほとんど良いのだが、再発が不安なので、もう7日間、念のため服用した。

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咳に咳止めは当たり前の話だが、肺(気管支)の細胞を元気にするだけで、咳が治まることが多々あります。無理に効果のない咳止め薬を続けないようにしなければいけません。
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