
学生時代から、軽度の乾癬はあったが、結婚を境に悪化し、手甲・腕だけだったものが
背中・胸部まで広がるようになった。

ここ10年は、ストレスが少なくなったためか、乾癬は落ち着いているが、徐々に患部
が広がるので、不安になり来局。
患部は、特に、手の甲から肘関節にかけて、大きなボタンくらいの大きさの
乾癬がある、一般てきな乾癬より、紅班が強く、雲母状の鱗屑は少ない。
これに、乾癬の湿熱症に使う温清飲に桂枝茯苓丸加ヨクイニンを加え
外用には、紅班部にはオリジナル漢方軟膏を使ったところ、
内服、1ヶ月、外用50gを使い切らないうちに、手甲と肘関節にかけての
乾癬が、僅かに赤く痕跡を残す程度にまで、回復してしまった。
あまりの回復の速さに、そのままにしていたが、半年後の3月になって、
徐々に紅班が目立つようになってあわてて、来局する。
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治療は勝手にやめることのないように、しましょう。
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