
58歳の会社社長
2年前に、立ちくらみがあったり、身体の動揺感があって、メニエール様症
候群といわれて、眼科で治療もしたことがある。その時は別段、変化もなく、
治療を中断していた。

この2ヶ月前から、介護事業の仕事が忙しくなって、また立ちくらみがひどく、自動
車から、降りる時は、少し運転席で休んでからでないと、必ずふらつくようになった。

立ちくらみの基本の漢方薬である苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)を煎
じ薬で、のんでもらうが、効果がないという。そこで、どこかの漢方薬の論文に
載っていた処方を試してみた。
それは 天麻、釣藤鈎、菊花の構成生薬の煎じ薬おのおの、鎮静作用
と眩暈に使われる。
すぐに、効果がでて、1週間で、気にせず、車から降りられるようになった。

その後は、立ちくらみが起きそうになると、すぐ飲むようにしているそうです。
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漢方薬は薬の構成数が少ないほうが(今回は3種類)効果の発現は早い
ようです。
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