1年前から、両腕と両下肢に、毛孔がざらざらしだした。 はじめは無意識に掻いてしまった。 1週間後に、痒い範囲が広くなり、皮膚科を受診する。はじめは抗ヒスタミン薬と痒み止めが、次にステロイド系の軟膏(ランク3)がでて、数ヶ月前からはステロイドの内服も増えた。 さすがに、これではいつまで経っても、治りきらないと思われ、来局される。 患部は毛孔部が5ミリ程度に膨らみ、各場所のほとんどに掻破痕がある。猛烈な痒みで、昼は我慢するが、夜間就寝中に掻いている。 患部の状態から、毛孔部の浮腫と炎症に対応する、桂麻各半湯(けいまかくはんとう)を煎じ薬にして、体質改善目的で、十味敗毒湯のエキス剤を併用し、塗り薬はそのまま使っていただいた。2週間で、痒みが楽になったとのことなので、そのまま続服したところ1ヶ月で半減し、3ヶ月でほぼ毛孔部の皮疹は治まり、現在十味敗毒湯のエキス剤のみ続けている。 |
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更新日: 2022/02/14 |
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健康トピックス 「痒疹 」
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