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健康トピックス 「皮膚乾燥」

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75歳の主婦。

1年前から背中・胸に湿疹ができて、はじめは買い薬のかゆみ止めを使い、その後皮膚科に受診して軽いステロイド軟こうと痒み止めの抗ヒスタミン薬を使ってきた。
痒みが増すばかりで、効果がなく、来局される。

小柄・やせ型。

皮膚を見させてもらうと、毛孔部が一部軽く赤く腫れているが、ほとんどが粉を吹いたような渋紙に似た皮膚状態で、無数に掻把痕がある。

この状態に血虚生風症、西洋医学的には皮脂欠乏性湿疹の状態であるので、補血潤燥・止痒作用のある当帰飲子(とうきいんし)に苦荊散(くけいさん)を合方して調剤する。

煎薬にして効果を上げたかったが、なるべく手間のかからない薬を希望されて、散薬にしてお薬を作った。

2週間の漢方薬を飲み終わるころには、全く痒みが覚えなくなる。うれしくてワザワザお礼の報告をしにきた。

   

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以前より、ストレスが溜まるとアトピーの皮膚炎がでてくる。今回2ヶ月前から右手差し指先に発疹がでると、次々に他の指にもでき、手持ちのステロイドの軟膏を塗っていたが、左手指にもできだし、来局される。

右・左の手の指が、炎症を起こし、浸出液がでて仕事にならない。夏時期なので、高温多湿の影響がある湿熱型のアトピーなので、毛孔部の炎症もあるので、消風散・越婢加朮湯の組み合わせ処方とした。



半月で半減し、1ヶ月で治まったが、こんどは乾燥して落屑が気になりだした。血虚証を呈してきたので、保湿作用のある当帰飲子(とうきいんし)に越婢加朮湯の組み合わせで服用する。

残り2ヶ月の服用で治まり、薬をやめて、保湿クリームだけで様子を見るまで、回復した。

   

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