60歳の主婦。 1年前から、右膝関節が、立ち上がるや階段を下りる時に痛むようになる。しばらくして から整形外科受診するも、痛め止めのロキソニンと湿布薬をもらい、週2回リハビリに 行くことになった。数ヶ月通うが、痛みが治まらないため、近所も鍼灸院に通いだした。 そこから漢方薬を薦められ来局する。 体型は、小柄・肥満症で、下肢のむくみが常にあり、膝関節部の裏側がぶよぶよし ている。また全身がビヤ樽型で、いかにも水っぽい感じが濃厚である。変形性膝関 節症の診断があるものの、関節腔内ではなく周りの筋が関係している、先人の教え とおりに、筋に効く疎経活血湯(そけいかっけつとう)の 加減を服用していただいた。 すると、2週間で足が軽くなった。4週間後には、体重が3kg減ったうえ、痛みは半 減した。その後防風通聖散や防已黄耆湯 も併用しながら、体重を20kg落としたところ、半年後には足関節の痛みを感じなくなっ た。 やっぱり、肥満がキーポイントです。 |
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更新日: 2022/01/26 |
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健康トピックス 「膝関節痛」
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