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健康トピックス 「酒皶様皮膚炎」



33歳の主婦。

1年前の春に、顔が痒く、紅くなってきた。皮膚科を受診したところ、吹き出物

と言われ、抗生物質をもらい、飲んだら、一時はかなり良くなった。しかし、また

ぶりかえしたので、他の皮膚科でみてもらい、そこではステロイド軟膏をだされ。

塗布していたが、あまり変わらず、プロトピックに変えて治療するも変化がない

ばかりか、どんどん、紅班がよりひどくなった。

以前、漢方薬で良くなった人の話を聞いて、来局される。

  鼻部分を除いて、額部、頬部、口周囲まで紅く、落屑し、熱を持っている。

典型的な、ステロイドの副作用による、酒査様皮膚炎のようである。

  痒みはそれほど強くないないので、

     黄連解毒湯に、顔全体の浮腫状を目標に五苓散(ごれいさん)をつかい、

     顔には、漢方軟膏とクリームを利用した。

2週間で、顔の浮腫はなくなり、紅班の半減したので、その後は荊芥連翹湯(けい
がいれんぎょうとう)を連用して、3ヶ月ほどで、薬を止めた。


 
ajisai



    

 



5年前から、顔の湿疹で、ステロイド剤を使用してきた。最近はあまりステロイドの外用の効果が無くなってきたので、プロトピックに変更して、治療をするが、効果がない。

顔の状態は、頬部を中心に紅班があり、皮下の毛細血管の拡張もみられる。また、時にはほてりを感じることがある。1ヶ月前から、近所の薬局で白虎加人参湯(びゃくこかにんじんとう)のエキス剤を買い、服用するが効果がなく来局する。


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より、酒皶様皮膚炎に効果のある、皮炎湯(ひえんとう)を煎じ薬で内服し、外用には抗炎症作用のある漢方軟膏をつけていただいた。

1ヶ月ほどで、紅班は良くなったが、毛細血管の拡張はよくならないので、前方に桂枝茯苓丸、ヨクイニンを加え、外用を皮膚再生作用のある、シコン・トウキ・オウバクの入ったバニシングクリームを作って毎日塗布してもらう事とした。

すると、徐々にではあるけれど、拡張が小さくなり、3ヶ月ほどで、ほとんど解らないまでに、改善した。

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 煎じ薬の効果と、血液の鬱滞や、軽度の血管拡張には桂枝茯苓丸の併用がよく効きます。


 

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