非結核性抗酸菌症・・・
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
まずは、電話で非結核性抗酸菌症と、病院で診断をうけて、抗生剤を使った効果なく、下痢・食思の低下などの副作用がでたため、治療を中止しているとのこと。こんな病気に効く漢方薬を探している。 病名てきには、漢方薬としての適応はわからないが、痰を伴った咳が止まらないとのことなので、身体に無理のない、咳に効く漢方薬は多々あるので、何もしないよりは良いのでないかと返答したところ、早速翌日、本人を伴って息子さんが来局された。 乳がんと、心筋梗塞の履歴があるが、今はそれに対しての治療はしていない。 2年前から、肺炎を繰り返していて、結局は上記の診断をうけている。 本人は、中背・痩せ形 今の自覚症状は、黄色い痰を伴った咳が、頻発にでる、体温は正常。やや食欲が落ちていて、便秘ぎみで2日1回の硬い便がある。咳のため、夜間眠れない日もあるとのこと。 この状態に、体力回復と咳を目標に、養陰清肺湯(よういんせいはいとう)を丸薬で服用し、体力低下と食欲の低下に対して、牛黄(ごおう)を併用して、飲んでいただく。 2週間で、咳は半減して、食欲がでてきた。さらに2週間で、咳がほとんどなくなり、後は体力低下と食欲増進のため、牛黄を続けています。 |
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更新日: 2017/06/15 |
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