下肢の頑固な尋常性乾癬に漢方薬
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
20歳ころから乾癬の症状はでていたが、30歳で出産していから、一気に両下肢の乾癬 が拡大した。その後、数ヶ所の皮膚科に受診するも、ステロイドや保湿剤の組み合わ せで、塗ると一時にはよくなるものの、すぐ再発して、落屑と紅斑の混ざった皮膚状態 にもどってしまう。 新しい部位は正常な皮膚と乾癬の部位がはっきり分かれているが、古くからある場所 は、皮疹の境界線が明確ではなくなっている。 乾燥による落屑より炎症部位の紅斑が顕著なので、抗炎症のある犀角地黄湯に黄連 解毒湯の兼用煎じ薬にして飲んでいただいた。 わずか2週間の服用で、皮疹が半減したのには、薬を作った私もびっくりした。その後 2ヶ月になるが薄いピンク色に痕跡を残すだけになり、3ヶ月もかけずに治る気配になった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 症状と漢方薬が合うと、非常に早く効果が表れるようです。 |
ツイート |
更新日: 2022/12/13 |
Comments