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例年10月から3月までが蓮根の旬だそうですが、先日新聞に蓮根の収穫の写真が出ていました。
連日猛暑が続いていますが、暦の上ではもう秋なのですね。
さてこの蓮根、料理では「きんぴら」や「筑前煮」などが有名ですが、薬としての効用もあるのです。
蓮根の節を生薬では藕節といい、中医薬では主に止血薬として、また民間薬では咳止めとして用います。
秋は漢方では“肺の季節”ですので、旬の蓮根が活躍するのでしょうね。

セミ

栃本天海堂薬局 福島店 (大阪市福島区)

夏と言えばセミの声。
そんなセミも漢方ではお薬として使われています。セミそのものではありませんが「抜け殻」を「蝉退(せんたい)」と言い、湿疹や皮膚掻痒症などに使用される「消風散」に配合されています。
また中国では破傷風や子供の夜鳴きに使われたりもします。
子供の頃に集めて遊んだ抜け殻が、薬として使われているとは不思議ですね。

もうすぐ梅雨です。
毎日ジメジメして、すっきりしないお天気が続くようになります。
こんな時期は、どうも体がだるかったり、頭が重くて痛かったりします。
漢方では、このような状態を「湿邪に侵された」と言います。余分な水分が体にたまっている人は、こう言った症状が出やすくなります。
暑い時期は冷たいビールやジュースはおいしいですが、摂り過ぎると胃腸を傷め、体の水はけも悪くなり悪循環です。
この時期は温かくて消化の良い物を食べることが、梅雨時の養生法なのです。

例年より少な目と言われていますが、花粉アレルギーの方にとってはつらくて鬱陶しい季節・・・
そんな方には甜茶の中でも“バラ科の甜茶”がおすすめ!
“甜茶”はやさしい甘みがあり、中国では「幸せを呼ぶお茶」「縁起のよいお茶」として貴ばれ、春節には欠かせないそうです。

ご挨拶

栃本天海堂薬局 福島店 (大阪市福島区)

はじめまして栃本天海堂薬局です。
漢方薬のきぐすり.com」にてホームページを公開いたしました。
当薬局では“皆様の健康作り”をお手伝いできればと思っております。
よろしくお願いいたします。


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