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血液ドロドロの状態では、体の隅々まで酸素や栄養素が
運ばれにくくなるため、代謝が悪くなり、熱をうまく作れなくなります。
血液の流れをスムーズにして体を温めやすくする働きをしてくれるのが
「黒しょうが」です。
また
交感神経と副交感神経のバランスを調整して
収縮した血管を拡張することにより体を温めてくれるのが「しょうが」です。

梅雨の足音が聞こえてきましたね。
ジメジメした日が続くこの時期に増えるのがムズムズとした足のかゆみを引き起こす
「水虫」です。
一般的に男性に多いイメージですが意外にも女性でもお悩み中の方は多いのです。
水虫の原因菌である白癬菌を殺菌しても、足裏の皮膚が荒れていると、その隙間から
白癬菌が再び侵入して、すぐに水虫が再発してしまいます。
そのため、水虫を改善するためには、感染した白癬菌に対処しつつ、
皮膚のバリア機能を強くすることが大切です。

そんな機能を備えた生薬と言えば「紫根(しこん)」です。

紫根はムラサキという植物の根を使った生薬です。
ムラサキは飛鳥時代に染色技術とともに中国から伝わりましたが
栽培が難しかったため、紫色の染料は貴重で、
王族や貴族の衣服に使用されたことから、
高貴なイメージが持たれています。
この色素成分には皮膚のターンオーバーを促すことで、
傷ついた皮膚を再生する肉芽の発生を早めて
新しい皮膚の形成を助ける働きがあります。
さらに紫根には抗真菌作用もありますので、
水虫の再発予防にもつながる生薬であると言えます。

むくみ、めまい、耳のトラブルなどが気になる梅雨時にいただきたい食材です。
日頃から水分代謝が悪いと、低気圧の影響を受けやすくなります。
鮮やかな緑色を食卓に添えて、どんよりとした天気と体調不良を
乗り切りたいものです。
食は元気の源です。

気象病とは、わかりやすく言えば「天気が悪くなると具合も悪くなる」ことです。
持病のひざ痛や神経痛が出ることで天気予報が出来る方もおられます。
低気圧が接近してくると、頭痛、めまい、全身倦怠感に
悩まされるという話もよく耳にします。
最近では気象病として取り上げられますがこれらは
東洋医学が得意とする不定愁訴です。
東洋医学では、人は自然の一部であると考えます。
気温や気圧の変化で、元気な方でも一時的に、頭痛などの
体調不良を起こすことがあります。
そのバランスを整えてくれる生薬が「麝香(じゃこう)」です。

近年、「腸内細菌の重要性」がDNAという分子レベルで解明され、
消化器の病気だけでなく肥満や糖尿病、動脈硬化やガン、さらにはうつ病など
気分障害にも関係していることが明らかにされています。
なかでも腸内細菌と脳・中枢神経機能との関係は、多くの関心を集めていて、
迷走神経反射ネットワークを用いて、
腸と脳との双方向的な情報伝達が行われています。

短鎖脂肪酸で注目されている酪酸は、腸内細菌が
難消化性の食物繊維やオリゴ糖を発酵することによって生成され、
腸管粘膜層で制御性T細胞の分化誘導を促進したり、
脳に直接移行して抗うつ作用を示します。

人間は腸内環境の多様性という力を借りることで複雑な機能を持って
生きているのではないかと考えることができます。
(インターキングダム・シグナリング)


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