歌手の方が広場恐怖とパニック障害だと
カミングアウトされてましたね
それらの背景には、
前提として、ストレス・脳疲労があるため
魔法の薬や治療はなく、
地道に治していくしかないと考えています
まずは、自分を落ち着かせる方法を見つけること
瞑想・深呼吸・座禅・マインドフルネス・・・などを活用します
また、
なぜそんなに不安なのか?
何を怖れているのか?
どういうことが怖いのか?
言葉にして書き出してみることです。
そして、それを「消化」していくために
気持ちの整理をしていき、
「怖さ」はたいしたことではない!
と思えるか、
あるいは、開き直れるか。。。。
少しずつ「不安」「恐怖」になれていくこと
状況にもよりますが、
逃げては、いつまでも逃げることになってNG
ぼちぼち、すこしずつ。

 

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最近、思う事

医療科学の発達によって、
脳の病気の実態も段々解明されてきました

全容解明まで行かなくとも、
かなり有力な説も出てきています

脳の「この部分」が「こうなっている」
「その部分の異常には、○○が関与している」
「ここに、この薬を、こんな刺激を・・・」
いろいろ解ってきました

それによって、
例えば、うつ病、統合失調症、依存症・・・・の治療も進展してきたと思います
しかしながら、
昔から言う「病は気から」の如く、
大きなストレスや小さいけれど慢性的なストレスによって
脳がダメージを受けて発症の一端になっていると思われる事も多いと感じます

脳のMRIを始め、ありとあらゆる検査をして「異常なし」と言われたもの
「異常あり」とわかっても、それが今の症状と直結しているとは考えがたいもの
いろいろ遭遇します

例えば、
ストレによって、意識と知覚や記憶等が分断されてしまう「解離障害」
身体的には何も異常がないのに、
痛かったり、しびれたり、やけに疲れたり、運動機能が失われたりという転換障害や
何だかぼーっとして現実感がなくなって、もう1人の自分を見ているようになる離人症
特定の動きがおかしくなるジストニアなど

それなりの治療法はあるけれど、
なかなか上手くいかないケースも多い

「ストレスを上手に消化」するために
「問題を明確にして、どう向き合うか」を
共に考えていく事の重要性を感じています

感情に振り回されるのではなく
合理的に考えられるようになること
そのために、「書き出す」「他者に話して脳を整理」していく
大前提として否定されないこと

その辺りをおさえて治療に臨んでいきましょう。

 

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血液検査の結果を患者さんに渡す病院が増えたおかげで、
「自分を知る」きっかけができ、
健康に自分自身で留意できるようになりました。
一方で、
その判断基準に関して詳しくない為に
少し異常値が出ると「翻弄」されて
不安いっぱいになる人も。
病院では、事細かに説明してもらえず
不安を抱えたままの人がいます。

こちらにも、
血液検査の結果を持参されて
「解説」を求める人が多くなりました。
処方されている薬や医師のコメントと併せて、
血液検査の結果を「分析」して
主治医の意図をサポートするように心がけたり
「安心」してもらったり・・・。

東洋医学や面接カウンセリングを中心としていますが、
当然、現在医学の標準治療の考えを
おさえた上で臨んでいますので、
こういうのも仕事の1つだと考えています。

結局、
患者さんが治ればいい、
あるいは、
満足してくださればいいのです
できるだけ寄り添いながら・・・・
そう思っています。

 

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疲れた脳を休めるのは意外と難しいものです。
なぜなら、
寝ているとき以外は脳は動いているからです。
いわば、起きているときは働きっぱなし。
疲れて当たり前です。
ですので、休める日は、
しっかり脳を休めてあげてください
では、どうするか?
リフレッシュ!と考える人もいると思いますが
それはそれで気分転換になりますが
脳は動いています

つまりは、眠ること!
それにつきます。

寝だめはできませんが、
日頃の寝不足を解消して
しっかり脳疲労の修復を図ります
アルコールはいけません
睡眠の質を落とします
ついでに、
いろいろな臓器・・・・
胃腸も肝臓も腎臓も肺も休めるべく
できるだけ精進料理のような物を
食べ過ぎずほどほどとし
塩分控えてほどほどの水分摂取を心がけ
激しい運動を控え
サプリ等は控え
必要最小限の薬を内服し。。。。

脳も臓器も身体も休めてあげてください

 

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日常生活は不安の連続
中には、不安しかない!という人も。
そもそもですが、
不安は人が備わっている能力で、
例えば、
無防備に森に入っていくと
熊に襲われたりスズメバチに襲われたり・・・・
不安に感じる事で、
その対策をしたり
森に入らなかったりします。
なので、
不安とは付き合っていくもので、
闘うものでも耐えるものでもありません
では、
不安とどう付き合っていくか?となります
まずは、
不安に感じることを言葉にして
例えば紙に書き出してみたり
誰かに話してみたりして
自分が何に不安や恐怖を感じているのか
明確にしていきます
その上で、
不安に感じていることに関して
他人や書物などから知識を得ていって
理解し対策を考えることです
次に、
未だに現実の物でない事が多い不安
つまり、
未来に起こりえる不安に対して
辛い事や嫌な事、傷つく事、
「最悪の事態」を想定して
できる事を、得た知識を動員して対策していきます
その結果、
納得して不安からそこそこ解放されることもあれば
最終的に受け入れるしかないと覚悟するしかない事もあります
そのときには、
ものすごい「心の痛み」を伴いますが、
耐えるのでなく、
ある種「悟り」の境地になることなのかもしれません。
人に話して自分の気持ちを整理していくことも
「悟り」に役立つと思います。

 

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