健康トピックス 「むくみ」

激しい腰痛に・・・・・
もうこれは無理かな
病院でしっかり検査して
入院か手術か!

でも、まずは、
と、いつもの如く 私のところに来てくださった方。
診ると、
股関節にあるツボに激しい疼痛ポイントがあり
それ以外にも複数の疼痛ポイントが見つかった。

そこを目標に針治療をしつつ、
「むくみ・冷え」を最大の目標に漢方薬も併用してもらったら
一カ月もたたないうちに
相当症状が改善した!

こういう症例は、本人も私も嬉しい限り。
何より、信頼してくださっている事が嬉しい。

いつも言ってます・・・
「ここで治るくらいなら しれてます。まだまだ大丈夫!」




     

梅雨の時期の高湿と低気圧
一日の気温の変化の大きさ
「エアコン負け」
春から頑張ってきて、ようやく落ち着いてどっと出る疲れ

そんなのが重なって、
最近、全身倦怠感・頭痛・肩こり・腰痛・むくみを訴える人が多くなりました。

こんな方には、
「温める漢方」と「温める治療」「灸」「水をさばく漢方」などが効果を上げています。

いつも肩凝りで 桂枝加葛根湯 でOK!という方、
この時期、これではダメ!とのことで、
葛根加朮附湯 にしたらよく効いた。

どちらかというと弱い人に使う処方で平素はよく効いていて、
それよりもっと「弱って」状態が悪くなって、
本来ならば、
もっと弱い人用の「補う」処方でないといけないのに
なぜか、少し強い人用の処方で効くところが難しい。
ただ、今の時期限定で、続けるときっと「薬が勝つ」かもしれない。
ホントに難しい。
でも・・・
少し工夫するだけで、漢方も良く効くものです。
この少しが「さじ加減」なんでしょうね。


         

糖尿病から慢性腎炎を発症し、
何とか透析に移行するのを
阻止したいという方。

腎機能低下に伴ってか、
足がむくんで仕方ない。

学生のころは、
心臓由来のむくみは足に、
腎臓由来のむくみは顔に、
肝臓由来のむくみはお腹に、って習ったけど、
生身の体はそう単純なものでない。

TVで「五苓散」やっていたが、
そう簡単に、むくみは解決しない。

そこで、背中から腰にかけて並んでいる
「治癒を促すツボ=愈穴」にお灸することにした。

お灸する場所に印をつけてあげて、
家でお灸してもらった。

すると、
ナント、むくみが解消してきて、
続けているうちに、
むくみがなくなり、
腰痛も良くなった。

いいですね、お灸。
この方は、お灸が当たった。

試して「なんぼ」です。
試さなかったら、結果が分からない。

当たりがどこで出るか?
それは分からないけど、
何か試してみてください。


       

民放「夢の扉」だったかな。

国立の研究所の先生のチームが
「大建中湯」「六君子湯」などの
効果の科学的裏付けができたという
番組が昨日ありました。

素晴らしい成果だと思います。
この情報に耳を傾ける医師も増え、
患者も「確かに効く」という証明に期待できる。

しかし、
間違ってもらったら困るのは
漢方って
病名対応ではないんですよ。


病名で投薬すると
効果は100人中何人になるかは疑問。

お酒の強い人弱い人がいるように
「この人には、この処方がGOOD!」
という、いわば「お見合い」みたいなものです。

なので、単純に「むくみ」に「五苓散」というわけにはいかない。

もう少し、進化して遺伝子レベルで
この人にはこの処方というのが導けたらスゴイですが
今のところ、いわゆる「四診」を駆使して処方決定するしかないですね。

だからこそ、ベテランの経験豊富な臨床家が必要なんです。