健康トピックス 「強迫性障害」

不安で不安で仕方ない そんな人へ

不安・・・それは本来、本能が自分を守るために必要な感情です。
不安になって用心深くなって危険を回避できるのですから
当たり前の感情で、能力のひとつです。

ところが、不安が大きくなりすぎると、
精神的に追い詰められてしんどくなってしまいます。

そこで、どう対処すればいいのかを以下に。

1、「どうなっても知らん!」と開き直る。

2、誰かに話を聞いてもらう。それだけで少し楽になります。

3、不安な事の最悪の事態や確率を考えて開き直る。

4、自分で肩の力を抜いて脱力してみたり・深呼吸してリラックスする。

5、いっそ、不安な気持ちを認めて、
  「そら不安になっても仕方ない、臆病者だからとか小心者だからとかと違う」と思ってみて
  不安な気持ちに正面からぶつからず不安な気持ちに寄り添うような感覚でいってみる。

自分に合いそうな方法でお試ししてください。

           

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引っ込み思案で困っている人は多い。
極度の「人見知り」のような人もです。

もしかして病気? と思って病院に行って、
「普通」に精神安定剤をもらっている人もいるのでは?

内気な性格は、
いわば、極度の心配症の場合もあれば
病的なものまで幅は広いと思われます。

決定的な違いは、
内気な人は、同じ人と何回もあっているうちに
だんだん うち解けて来ますが、
社交障害の場合は、何回か会っているうちに
会いたくなくなってきます。
自分が見透かされるのが恐いからです。

とはいえ、
両面性を併せ持つ人と思われる人も少なくないと感じます。
当面は、病院の薬が必要な人もいるでしょう。
漢方薬で何とか代替できる人もいるでしょう。

でも、治療の柱は、
自分の思いや考え、気持ちを素直に表現して
相手に伝える練習をし、それでいいんだ!と、
自分をさらけ出しても大丈夫という自信を深めていく事です。

そのトレーニングのため、治療のために、私がいます。

       

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単純に内気な性格なのか、それとも病的なのか
判断に悩んだりどうしたらいいのかわからない人も多いのでは?

いわゆる、内気な人は、
大勢の人から注目を集める場所で、気遅れを感じて 
あがってしまったり、不安に感じておどおどして
他人の目が気になってしまうものです
ただ、だんだんと慣れるうちにあがりにくくなって身体的な症状はあまり出なくなります。
また、内気な人は、他人に自分の存在を受け入れてもらいたいので、
親しげに接してもらうと安心します。

これに対して社交不安障害は、
対人関係の場所で、過剰な不安や緊張が誘発されるあまり、
ドキドキ・ふるえ・吐き気・赤面・発汗などの身体症状が強く出ます。
これは、だんだん慣れるどころか、
親しくなっていくにつれて自分の本質が見抜かれてしまうのではないかという恐怖心が湧いて
パニックになったり、自分が見透かされないようにしようと自分の事が気になって仕方なくなります。
他人には、自分の存在を受け入れてもらいたいのではなく、
自分の存在を消してほしいと願うのが特徴と言えます。
それで、対人場面を次第に避けるようになって
日常生活に大きなな影響を及ぼしてしまいます。

それでも、自分が受け入れられるレベルの対人関係から
過剰反応の出ないレベルで慣らして自信をつけていくことで
改善が見込めると考えています。

呼吸法を取り入れてみたり
自律神経に働きかけるハリ治療や漢方なども併用して
改善を図るというのも一手です。

     

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親に気に入られようと「良い子」を演じてきて、
成長とともにそれが苦しくなって
社交障害や摂食障害など
問題行動になってしまっている人は多いものです。

その解決エッセンスの一部を紹介します。

・本人が来院できない時は
 家族にアドバイスして本人の治りたい気持ちと
 表現力を上手く引き出させるようにする。

・本人が「治りたい」と思う事、
 家族が「治してやりたい」と思う事。
 その強い気持ちが大事。

・良い子を演じる事で自分の居場所を確保してきた子が、
 良い子を止めるのは容易い事でない事を家族は良く理解する事。

・本人の発言力を高める事が大事。
 自分の持ち味を理解して伸ばすように持っていく。

・「言いたい放題のわがまま」と「本質を伸ばす自己主張」は違うので、
 客観的に受け入れ難い事については、言い方を工夫して拒否してOK。
 話し合えて本人から譲歩案を引き出すことができれば、なおOK。

・「本質の自分」と「今までの演じていた自分」とのズレからくるストレスや窮屈さがある。
 自分でも「何とかしたい」と思っても「何ともできない苦しさ」がある事もある。
 ここを理解しないといけない。

・摂食障害の場合、「ズレ」の隙に「やせ願望」が入り込んで、
 痩せる事=自分らしさという満足感で満たされると抜けだしにくくなる。
 別の「自分らしさ・生きがい」を探さないといけない。

・健全に自己主張する事が大事。自分らしさとは?
 それを見つける事が大事。

         

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「気にしすぎ!」は性格でなく
病気ととらえて治療を必要とする事が大いにあります。

不安があふれて、
ドキドキ・オドオド・震え・息苦しい・何度も確認・汗・パニック・・・・・

そんな事は「気合い」で治りません。
あくまでも病気の症状の一つです。

さらに、ストレスがたまると症状は確実にひどくなります。
ストレスを軽減していく手立てを
共に考えつつ治療していくことが必要になります。

もう一度、言います。
性格ではありません。病気の症状の一つです。


           

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