健康トピックス 「股関節痛」

痛みを訴えてお見えになる方は多いですが、
大きく分けて3種類の痛みがあるように思います。

① 坐骨神経痛や肩こり痛などに代表される神経や筋肉、
  骨の状態や血管の状態に問題があるケース

② 内臓に問題がある痛み

③ 心の痛みが「どこかの痛み」として感じているケース

①に関しては、血管に問題がないのか?骨に問題がないのか?
 神経はどうか?等を考えながら、それらが疑わしい場合は専門医受診を
 勧めます。場合によっては紹介状も書きます。
 筋肉の「こり」などから来ていると思われるケースでは、
 東洋医学、ことに針灸治療が効果を発揮します。
 漢方薬併用でさらに効果が上がることもしばしば。
 「レントゲンでもMRIでも何もないといわれました。
 血液検査や脳のCTも大丈夫でした」というような方で
 よくわからない痛みに悩まされている方には東洋医学が
 合うように感じています。

②に関しては、内臓をたてなおす事。
 そのレベルに応じて専門医受診が必要なケースもあれば
 「冷えから」などと言う場合は漢方薬が得意です。

③に関しては、ここのところ良く遭遇するようになりました。
 これは、定期的に面接しながら心の痛みに向き合い
 「癒やしの針治療」を行いながら、
 「漢方の精神安定剤」とでも言うような処方で対応していきます。
 それで、徐々に良くなっていくものです。

 あなたの痛みをどのタイプでしょうか?
 

           

股関節の痛みを訴える人は非常に多いです。特に女性。

先天性股関節脱臼の有無を尋ねても、
親から何も聞かされていない場合も多いし、
棘果長を計測したら左右差はあるものの、これが症状にどこまで影響しているかはわからない。

股関節の動きをチェックしても、いつ頃からこのレベルかもわからないし、
本人も、痛みが出だした時期との関連がわからない事が多いものです

また、レントゲンやMRI所見では、いずれ股関節の手術をしないといけないと言われても
人工関節の寿命(20年くらい)を考えると
まだ60歳代以下の人では できるだけ粘って引き延ばしたい。

一方、痛みの原因はと言うと、A医師は腰からといい、B医師は股関節からといい・・・・・。
見解が分かれてよくわからない。

どちらにしても、病院では、鎮痛剤と痛みを止めて炎症を鎮める点滴、湿布・・・・・。
と、見解が違ってもやる事は同じ。
だから、医師にすれば、内臓腫瘍などから来ているものでなければ、
腰からでも股関節からでも、そんな事はどうでもいい話になってしまう。

そんな人には、針を使ったトリガーポイント療法がうまくいくことがあります。

震源地と痛む場所が違うという関連痛の概念で、アプローチしていき丁寧に探すと、
鋭敏なポイントを見つける事ができて、そこに針をすると見事に痛みが引いていく事があります。
これを試してみる価値はあります。

それと、併用して漢方薬をお勧めする事もあります。
TVで、芍薬甘草湯が急性の腰痛に良いと紹介されていたようですが、
もうひとひねりして、その方の体質に合わせて処方を考えると、
針治療と相乗効果を生む事もしばしば体験します。

悩んでおられる方はご連絡ください。