健康トピックス 「引きこもり」

問題行動を解決する場合、
本人と向き合うことが大事なのですが
親やサポーターが鼻息荒いとダメです。
あくまでも本人のペースに合わせる事です。

本人の「こだわり」以外の事で、本人の喜ぶ話題で親子の会話を増やしていくこと
これが糸口になります。

親子の関係が良くなると、良い治療のスタートがきれます。
話題を探して「乗って」来たら聴く事、
逆に、嫌な素振りや乗ってこなければ即STOP。
しつこくならないように、あきらめずに話題を探す。
こうして糸口を探すのです。

親子の関係改善が第一段階。
ここで会話が増えれば糸口が見つかります。
本人が親を信頼して言いにくい事や秘密を打ち明けてきても、
親が否定せず傾聴してスパークを誘発するのです。

親(サポーター)が恨まれるような事を言う必要はありません。
世間が教えてくれるのを待ちます。

本人を説得しても受け入れられる事はありません。
支援者はそれを良く理解して行動する事です。
例えば過食症や拒食症の人に
「太っている、太ってない」の押し問答をしても意味がない。
逆に「わかってくれてない」と思うだけ。

お互いの思いをぶつけても平行線にしかなりません。
共通する問題の優先順位は何かを考えて、
核心には触れず、琴線に触れず、
まずは、親(サポーター)の考えを封印して本人の話に耳を傾ける事です。

本人のプレッシャーになる事は話題にせず、
リピート&雑談の主導権を本人にとらせる事です。

基本的に否定せず、親(サポーター)の考えを押し付けず、
本人のこだわりや主張をリピート又は相づちで認める事。
認められたら自己肯定感が上がるのです。
例)「そうか、それが苦手なんやね。」


経済的実害や例えば、過食症の子が「お母さんが食べて!」といった
本人の解決につながらない要求は「鵜呑み」せず、
条件をつけて(例えば、「今回だけ」とか)受け入れるか、
やんわり断る事。要求のエスカレートには気をつけないといけません。


ストレートに聞かない事。
話題を振って誘い水をして教えてもらうというスタンスで行くのです。

話合いができるように持っていく事。
そのために、「待つ」「リピート」で理由、理屈を言わせるように仕向けるのです。
例えば、本人のせいで家族が困っているとします、
話合いができるなら、
何回も話し合って本人の譲歩案を引き出す。
話あえて「我が家のルール」を作る事に成功したら良い。
ルールは押し付けたらNGです。

           

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一般的に、問題行動を起こしてしまう場合、
本人の心は「放っておいて」と「かまって」の相反する気持ちがうずまいています。
自分で自分の気持ちのコントロールができないで苦しんでいます。
まずは、そこを理解してあげてください。

不安定な精神状態の本人は、
周囲の何気ない一言でパニックになったり
暴言を吐いたり暴力をふるったりすることもあります。
そこで、親(サポーター)が疲れ果ててしまわないように切り抜ける対策が必要となります。

良く質問されることですが、母の育て方が悪いのではありません
ただ、子供に非難される事は良くあります。
本人が目覚めていく時、
母への不満から始まる事は良くありますが、
親子の風通しを良くして母と子がうまくかみ合った関係にもっていく事で改善していくものです。

自己主張しだした本人に母は否定せず合わせて会話しましょう。
子がリードする会話にもっていく事で徐々にいい方向に向かいます。

父親は平素は出番ありません。
子からのアプローチの時のみ耳を傾けるようにするだけです。
父親の役割は母親のサポート役であって、
父親は奮闘している母親を責めてはいけません。
また、父親は、その件で母親に命令しないでしっかり支えてあげてください。

父も母も失敗する事があっても、それは仕方ない事です。
失敗に気づいて次は失敗しないように準備する事です。

本人が現状をよく理解してここから脱出したいと思うようになるには、
どんなタイミングでどんな語りかけをすると良いか
常にアンテナを張ってキーワードなどを探すことです。
本人が「ここから脱出したい」と思う事が大事なのです。


経験を積ませ、良い意味で自己主張能力を上げさせ、
自分で解決する能力をつけさせる事。
そのために本人がリードする会話が重要となります。

自分を抑えて気づかいが多いタイプの人は、
さりげない一言で傷つくので、
言葉を選んでゆっくり語り返事をして自信のなさから、
自信を積み上げていく手伝いをするようにします。

「病気」を盾に変に開き直るケースもあります。
この場合、ケースバイケースで対応が迫られます。

一般的には、治療開始後、
症状に苦しんで自暴自棄などが止まるのに1年、
そこから社会復帰して生き生きとしてくるのに2~3年かかるのが典型です。

家族を巻き込む要求や母親を召使のように使うのはNGなので、
最初が大切です。
断る時ははっきりと言うより拒否された感を持たせないように「やんわり」断る事が大事です。

また、本人の要求がエスカレートするとNGです。
経済的、肉体的、精神的に実害が出るような要求は話合いをするべきです。
話し合えない場合は頼む頼み方を考えます。

「何気ない一言」で傷ついて親子関係にひびが入り親子不信に陥ることもあります。
NGのキーワードには常にアンテナ張っておくことです。

「親にかまって欲しい」「親に認められたい」を「聴く事」「肯定する事」で小さな認めを積み上げ、
本人の自暴自棄感、ゆううつ感、将来への希望のなさ、見通しの暗さなどに明るい光を照らすようにします。

続く。。。。

           

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自分はダメ人間だと思ってしまって自己否定すると、
どうしてもしんどくなっていまいます。

自分は何をしてもダメ、
他人を見て自分と比べて自己否定感が出てしまいます。

幸せそうな友人や同級生を見ると、
取り残された気がして辛くなります。
それゆえ感情が不安定になりイライラしたり落ち込んだり。

しかし、少しずつ自信回復していく事で治ってくるものです。

自信回復には、「ちょっとした」成功体験の積み重ねが必要です。
なにか「できた」と思える事でいいんです。
そのために、「それでOK!」と言ってくれるサポーターの存在も必要。
これは母親が適任です。

そうして自信貯金を積み上げて、「チリも積もれば山となる」のです。

「治癒」とは、親も自分も受け入れることのできる
「やりがい、生きがい」を感じる事に出会えて継続して実践できるようになった時です。

コツコツ頑張りましょう。

         

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精神医療現場はどこも満員。
長期予約待ちは当たり前の現在で、
医師に「こころの苦しさ」をわかってもらおうとしても
医師は「聞くプロ」ではなく、また、多忙で時間もない。
ただ、症状に合わせて医学的見地から薬を処方する担当。

カウンセラーは、保険適応では15分程度。
それでは充分な話はできない。
一方、
保険適応外のカウンセリングは、
「聞いてくれるだけ」
「自分には高額」
「自分の思いと違うアドバイスでもう行きたくない」
「向こうから話をしてくれないので沈黙がしんどい」
などなど。

何か物足りなさを感じ、
自分の感じ方を思いを素直に受け入れる事が出来ず
自分をわかってくれる人などいないと
悲観的になっている人が多いのでは。。。。

大丈夫。
そんな方は、勇気を出してご連絡ください。
じっくりゆっくり、苦しさから脱出するべく
すこしづつ歩んでいきましょう。


             

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精神神経系の病気の人に。


まずは、「自分は変わりたい」「元気になりたい」と思ってください。
自分の意思が働かないと変わりにくいものです。

疲れ果ててしまって考える事も変わりたいと思うことが出来ないような人は、
それは仕方ありません。「完全休養」するしかありません。

少し考える力が出てきたら、
こうなりたい」という目標を掲げて少しずつ「リハビリ」していきましょう。


そんな中で、ありがちな事を。

他人の目が気になる人  
→他人の心を勝手に推測しても分かりません。苦しいだけです。

自分が嫌いな人
→人はそれぞれ個性があります。まさに十人十色。ありのままの自分を認めましょう。

「かもしれない」で不安になって仕方ない人
→不安は人が備わった能力です。不安になるのも無理はありません。
 治療していく中で、不安を感じながらも気持ちをコントロールできるようにしていきましょう。

自分を否定する考えが浮かんだら
→「流す」か「別の考え」を探してみましょう。

自信のない人
→意外と、自信満々の人ってほとんどいません。
 皆、不安でビクビクしています。むしろ、それが普通です。
 あなただけではありません。
 経験を積んで、少しずつ、自信を感じるようにしていきましょう。



治療は様々な方法があります。
現代医学の薬物療法、漢方薬、認知行動療法、対人関係療法、鍼灸治療、カウンセリング・・・・

私見ですが、受身一方の治療ではなく、
自ら感じるトレーニングが効果を押し上げるように思います。

小さな喜びや快感を感じるトレーニング。「プチ良い事探し」「細切れで小さな目標達成」を。
できなくてもOK!
今はまだ目標が高すぎたんだなと思えばよろしいのです。その場合は目標レベルを下げましょう。

大丈夫。良くなります。


             

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