健康トピックス 「強迫性障害」

「気にしすぎ!」は性格でなく
病気ととらえて治療を必要とする事が大いにあります。

不安があふれて、
ドキドキ・オドオド・震え・息苦しい・何度も確認・汗・パニック・・・・・

そんな事は「気合い」で治りません。
あくまでも病気の症状の一つです。

さらに、ストレスがたまると症状は確実にひどくなります。
ストレスを軽減していく手立てを
共に考えつつ治療していくことが必要になります。

もう一度、言います。
性格ではありません。病気の症状の一つです。


           

精神神経系の病気の人に。


まずは、「自分は変わりたい」「元気になりたい」と思ってください。
自分の意思が働かないと変わりにくいものです。

疲れ果ててしまって考える事も変わりたいと思うことが出来ないような人は、
それは仕方ありません。「完全休養」するしかありません。

少し考える力が出てきたら、
こうなりたい」という目標を掲げて少しずつ「リハビリ」していきましょう。


そんな中で、ありがちな事を。

他人の目が気になる人  
→他人の心を勝手に推測しても分かりません。苦しいだけです。

自分が嫌いな人
→人はそれぞれ個性があります。まさに十人十色。ありのままの自分を認めましょう。

「かもしれない」で不安になって仕方ない人
→不安は人が備わった能力です。不安になるのも無理はありません。
 治療していく中で、不安を感じながらも気持ちをコントロールできるようにしていきましょう。

自分を否定する考えが浮かんだら
→「流す」か「別の考え」を探してみましょう。

自信のない人
→意外と、自信満々の人ってほとんどいません。
 皆、不安でビクビクしています。むしろ、それが普通です。
 あなただけではありません。
 経験を積んで、少しずつ、自信を感じるようにしていきましょう。



治療は様々な方法があります。
現代医学の薬物療法、漢方薬、認知行動療法、対人関係療法、鍼灸治療、カウンセリング・・・・

私見ですが、受身一方の治療ではなく、
自ら感じるトレーニングが効果を押し上げるように思います。

小さな喜びや快感を感じるトレーニング。「プチ良い事探し」「細切れで小さな目標達成」を。
できなくてもOK!
今はまだ目標が高すぎたんだなと思えばよろしいのです。その場合は目標レベルを下げましょう。

大丈夫。良くなります。


             

☆ 親(サポーター)の人に



・ 親が何かしないといけない!と思うのはしんどい。何とかするのは本人。
  親の役目は、自己主張能力をつけるために喋らせる事。

・ 親が決めない。自分が決める。

・ 本人の言動に親は考えすぎない事。考えても分からないものは分からない。泳がしてくこと。

・ アドバイスの押し売り厳禁!

・ 急かさない。

・ 励まさない、なだめない。

・ 否定しない。

・ 言い聞かせない。

・ 「待つ」

・ しつこく注意しない。

・ 親が張り切らない。

・ 期限のあるものは、待てるところまで待って、ぎりぎりで、親が動く。



             

最近の人間関係。


深い付き合いは「重い」と 表面だけの浅い付き合いが多くなって

悩み事が起こった時、相談相手もいなくて

一人で悩むケースが非常に多いのではないかと感じます。

一人で悩むとマイナス方向に思考が行きがちなものです。

そういう時は、連絡をください。

時間をとって面接をし、御希望なら 治療や漢方薬を併用し

ともに悩み考え、「名案」が浮かぶ お手伝いをさせていただいています。



根本解決はできなくても、考え方や捉え方を変えることに成功したり、

具体的な行動ができる事で、根本そのものが解決に向かう事もあります。

           

社交不安障害の方などに多いのですが、
「不安さえ感じなくなれば、なんだってできるし、自分の未来は明るいと思える」
などとおっしゃる方がいますが、それは少し違います。

正解は、不安をゼロにするのではなく
「そこそこの不安は感じながらでも ちゃんとできる」「そして、達成感を得る」
不安をコントロールできるようになるということに目標を置く事です。

どういう事かと言うと、
不安に思うという感情は誰でも持っている感情であって、
これは、人間の持つ能力の一つだから、
少しくらいは不安に感じる事で安全弁となっているのです。

不安は必要な感情です。
不安を感じなければ、いけいけどんどんで、大失敗をしてしまいます。

ですので、頭痛、肩凝り、めまい、ふるえ、ドキドキ など多彩な身体症状は
対症療法的に針治療などをしますが、
「そのセンサー」の調節機能を正常にすることに治療の力点をおきます。

これには、頭にあるツボを使って針通電療法しながら、
施術中に面接をし、自信を取り戻すべく、
頭を活性化させることができるように会話をすすめていきます。

魔法はありません。
焦る気持ちはわかりますけど、その気持ちも病気の症状の一つです。
病気は治療しないといけません。
一緒に治していきましょう。