健康トピックス 「強迫性障害」

書痙の方に、「社交不安障害」のテストをしてもらった。

さほど病的でないとの判断。

自分では、もっとひどい結果になると思っていたらしい。

その思い込みでさらに悪化する。

テストは自信をつけさせるためのツールにもなる。

もちろん、両刃の刃ではあるけれど。。。

自分は大したことない!と思える事が大事。

             

親やサポーターの心得

・ダメ出ししない。羽ばたくタイミングは本人に任せる。

命令しない。命令に人は反発する。

・親やサポーターの価値観や考えを押し付けない。自分で考え気付かせる。

・失敗して成長するので、過干渉せず、見守るのみ。声かけはする。

・本人を否定しない。特に人格まで否定しない。

・単なるメッセンジャーに徹する。逆恨みされるようなことは言わない
 世間が教えてくれると思う。

・短所と思うところを長所・個性と見る。本人もそれに気づけば OK。

・「小さな認め」で褒めてあげる
 現在の本人なりに頑張っている事を認めて褒める

・親やサポーターの余裕を見せる。どんな態度でも受け止めて、
 「見捨てない」というメッセージを出す。

続く


               

出先でサインを求められた時、自分の名前が書けない
いつ頃からか、緊張して震えてしまっていた人。

自信を持つ事、平常心になることがいいのは分かっていても
これがなかなかできない。

きちんとしたところ、
例えば銀行や役所で公文書のサインどころか
葬儀の参列で記帳もできない、
あるいはもっと気楽なところ、
例えばレストランなどのアンケートもNG。

今まで市販の漢方も試してみたけどダメ。
ネットで調べたら精神安定剤や筋弛緩剤が良いような気がするけど
副作用も恐いし、決して100%効果があるわけでない。

困り果てて相談にお見えになった。

診ると、メンタルもメンタルで、この件に関して完全に自信喪失している。
腕はというと、筆圧がもともと強いせいかガチガチにこわばっている。

そこで、治療方針は、
① こわばっている筋肉を週に一度 針治療でほぐす

② 「漢方の精神安定剤」とでも言うべき処方のうち、証に合うものを選択して
   長期戦覚悟で継続する。

③ 針治療の最中に、喪失した自信を取り戻すべく、ストレス緩和、メンタル強化の
   カウンセリングをする

④ 少しずつサインの練習をする。まずは自宅で一人で、次に家族の前で、
   そのあと、こちらで私の見ていないところで、次に私が見ているところで・・・・

こうして、克服の道を歩み、まだまだ緊張はするけど人前でサインができるようになった。
あとは、回数を重ねて、抵抗なくサインできるようになる日を待つばかり。
数か月かかったけど、早い回復だと思います。

 

         

不安がりな人は多い事でしょう。
程度の差はいろいろでしょうが、
基本的に、「不安がり」は「体質」です。
つまり、遺伝なのです。
したがって、この遺伝的な部分はどうしようもありません。

しかしながら、
不安がり体質を軽くすることはできます。
チョッとしたことで不安で仕方ないようになってしまう方
そんな方には、必ず内在するストレスや自信のなさがあります。

ストレスの大小は不安がりの大小に連動します。
自信の無さも同じです。

いろいろな経験を積んで「やれる」「大丈夫」という貯金をして
自信をつけることで不安がりは随分と軽減します。
そして、自分にあったストレス軽減方法を見つけること。

これらの手伝いを漢方薬、針治療、面接でしていくとうまくいく事も多いと実感します。
不安がりからの脱出!やってみましょう。

           

親も子も、 親や他の家族と、本人の違いに気がつく事が大事です。
兄弟でも親子でも、「違う人間」なのです。個性も違います。
せっかちな人もいれば、おっとりした人もいます。

それぞれの価値観やペースがあります。
それを、ひとまとめに、同じ価値観、ペースにしようとすると歪みが生じます。
こうした歪みから、徐々に「息苦しく」なって問題行動にいたるケースが多いのです。

問題行動を起こす人も、このままでいいと思っているわけでなく、
自分を見失っているに過ぎません。
自分を取り戻すために、自分の持ち味に気付き、
自分の思い価値観を外に向けて発信できるようにならないといけません


そのために、親やサポーターはせっかちにならず
「聞き役」にまわり、自分の考え、思い、意見をしゃべらせて否定せず聴く事。
「アドバイス厳禁」 
それは違うやろ!と思うような事でもOK.。
思考力がついてくると社会的に安定した考えができるようになります。

不安を口にするようになればOK。そんな時は、
アドバイスせず、聞き役に徹して、「頑張れ系のメッセージ」でなく、
それ、しんどいなあ」「大変やなあ」などと、「守ってあげる系メッセージ」を出す。

良かれと思って「恨まれるような事」を言う必要はありません。
そんな事は、世間が教えてくれます。
単に事実を伝えるのはOKです。

引きこもりの場合、世間に教えてもらいにくいのですが、ネットなどがあります。
これも、ネガティブ情報や「うそ」が氾濫していますが、かまいません。
自分の感じ方考え方を大事にできるように、
正しい自己主張」ができるように導いていくことで、
自分に自信が出て来ます。そうなると、
そういう情報に振り回されなくなります。

結局は自分は自分!と思えて
自分に自信を持つ事ができるようになる事なのです。