先日、受験生のお孫さんを心配する方からのメールにお答えしました。
本人様のご様子は分からないので基本的な事柄を書きましたので、参考になれば幸いです。
運動不足の状態で、精神的な負担が増し、過敏な神経状態になられる受験生が相談に来られます。
それぞれの状態に対しての処置薬的な漢方を使います。
緊張したりイライラして落ち着かない。よく眠れない・・・・加味逍遥散+竜骨牡蛎湯
心配でいろいろなことを考えて勉強が頭に入らない。寝付けない。・・・温胆湯
受験を乗り越える体力がない・・・補中益気湯
などです。
これら各症状の改善、対処は直接問診する必要があります。
保護者の方と本人様の食い違いを避けたいためです。
もしご希望であればご連絡をください。
体調管理、成長期の補いについては後の説明をご参考にしてください。
ワタナベオイスターについて
1.成人の肝臓の代謝1日に必要なミネラル分の補給には6錠です。
例えば疲労に対して、ウイルスや細菌との免疫攻防に対して、
成長期の方のミネラル補給などでの目安です。
2.糖尿病や肝疾患に対しては12錠から18錠が結果として良好です。
3.睡眠障害(中途覚醒、早朝覚醒)に対してはやはり6錠がいいです。
この場合は就寝前に6錠服用をお勧めします。
但し1の場合はあくまで足りない分の補給ですので半分量でも意味はあります。
食事から(魚介類など)ミネラルをしっかりとれている人の健康維持には半分でも十分だと思います。
錠剤をたくさん服用するのが苦手な方は分割服用してかまいません。
疲れているのに頑張らなければいけない状況では6錠一度に服用されると数時間後に体の調子がよくなってきます。
肝に負担をかけている状態の人(過度に疲労している人、化学薬品を服用している人、肝の疾患をお持ちの人など)
には6錠でも少ないことになります。
オイスターはあくまで健康食品で化学薬品ではありませんので、
食事の不足を補っていると思ってください。
肝臓が働くには天然の微量ミネラルが必要です。
現代の食生活においてミネラル不足を補う代表的な商品です。
加えてに瓊玉膏の説明です。
この商品は第2類医薬品ですが、目的は似ています。
ただこれは腎機能を育むもので、もっと根本的な肉体強化
(潤いを増しホルモン機能や筋骨の安定)に働きます。
体を外部の異物と戦いながら共存する部隊と仮定すると、
肝が前線部隊で、腎が後方支援部隊本部です。
これらの大切さがわかっていたので昔から 肝腎要(かんじんかなめ) と言われました。
長くなってすみません。お客様の状況がよくわからないので基本的なことを全部説明いたしました。
ご参考にしていただければ幸いです。
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